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2015/11/11

【NTTデータ ジェトロニクス】東京都信用農業協同組合連合会の現金管理システムをリプレース~本店主導型の運用管理、余剰資金管理を実現~

| by:ウェブ管理者
NTTデータ ジェトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:前川雅俊、以下NTTデータ ジェトロニクス)はこのたび、東京都信用農業協同組合連合会(本店:東京都立川市、代表理事理事長:清水良彦、以下JAバンク東京信連)から、現金管理システムのリプレースを受注しました。
今回のリプレースでは、営業店のオープン出納機および事務センターの現金管理システムを更改し、権限マスター等を本店で集中管理することによる運用管理機能の強化と、本店主導での余剰資金管理のさらなる効率化を実現します。
本システムは、東京都以外の信用農業協同組合の営業店への展開も計画されており、2016年3月より導入を開始する予定です。

背景
JAバンク東京信連は、2006年1月に実施した全国システム(JASTEMシステム)への移行に際し、全国システムを補完するシステムとして、JAバンク向けにカスタマイズした当社の現金管理システムを採用しました。
当システムの導入当初は、東京都のJAの営業店におけるオープン出納機の導入率は約60%でした。その後の機能追加により各営業店の出納機のデータを本店で集中管理することができるようになり、現在では約95%の導入率となっています。(注1) しかし、近年は現行システムとは接続できない新型のオープン出納機が増加し、集中管理の推進や導入率100%を目指す上での課題となっていました。
こうした営業店における機器環境の変化や、現金管理および運用管理のさらなる厳正化が求められる昨今の社会環境を踏まえ、JAバンク東京信連は、現行システムのサポート終了のタイミングで、管理機能を強化した新たな現金管理システムに更改することを決定しました。

本システムの特長
現行システムの基本的な管理機能を継承した上で、現金バス、鍵管理機、通帳管理機、重要物管理機等、各種機器の接続と一括管理を可能とするシステムに更改しています。(注2) こうした各種機器の接続・一括管理により、本店主導での運用管理/余剰資金管理を実現します。
運用管理面では、オープン出納機における操作権限マスターの設定変更は本店で実施することが可能となり、担当者ごとの取引状況や精査状況の本店側での管理など、現金管理のより一層の厳正化を図ることができます。
また、余剰資金の管理においては、各営業店における必要/余剰現金の予測管理機能を強化したことにより、店舗内にある出納機の現金不足を回避しつつ、余剰資金を素早く回収することができ、効率的に運用することができます。加えて、営業店での日別/金種別の管理機能を強化したことにより、現金の日締めや精査業務の負荷が軽減されます。


◎本店主導型運用管理への切り替えが可能(本店が勘定系オンライン精査と現金確認を実施)
・現金精査の実行状況確認
 週一精査等の実行状況を把握し、運用の徹底を図れます。

・担当者別取引権限の管理
 本店管理での運用とし、店舗での便宜的な運用をなくします。

・担当者ごとの取引の確認
 出納担当・元方担当・渉外担当等、担当者ごとの取引の確認が可能です。


◎本店主導型余剰資金管理が可能(営業店舗余剰資金の削減)
・現金管理を営業店依存型から本店主導型に移行することにより、必要/余剰現金のタイムリーな予測管理と効率的な運用が可能です。

・在高照会により、営業日別在高履歴管理(過去データ照会・印刷)が可能です。

・上限/下限値設定による金種別在高警告の表示ができます。


原文はこちら
http://www.nttdata-getronics.co.jp/news/2015/1111.html

18:03 | IT:一般
 

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