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2022/01/12

【三井住友海上火災保険】~獣医師、農家間のコミュニケーション課題を解決~獣医師、農家向け診療サポートサービス「U-メディカルサポート」の開発を開始

| by:ウェブ管理者
MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(代表取締役社長:舩曵 真一郎)は、デザミス株式会社(代表取締役:清家 浩二)、株式会社スカラコミュニケーションズ(代表取締役:新田 英明)との共創プロジェクトとして、畜産業界初となる、獣医師と農家の家畜診療におけるコミュニケーションシーンをデジタルで支援する診療サポートサービス「U-メディカルサポート」の開発を開始しました。

1.開発の背景・狙い
多くの獣医師は、診療メモ作成やカルテ作成等の診療関連業務に時間を取られており、業務効率化が課題となっています。こうした中、タブレットやスマートフォンを使って診療のサポートを行うことにより、診療時間の短縮や業務効率化を目指します。
また、獣医師と農家のやりとりは主に電話や FAX、郵送、SNS 等で行われており、データベース化しづらい構造になっています。畜産業界でもあらゆるデータを分析でき、事実に基づいて戦略を実行できるよう、業界のさらなる発展に貢献していきます。

2.サービス概要
本サービスは、IoT と AI を活用した牛の行動モニタリングシステム「U-motionR」※と連携し、診療後の牛個体の診療経過を、手元のスマートフォンやパソコンで確認できるようになります。
また、診療をサポートするメモ機能や電子カルテ作成機能、現症や薬剤等の登録機能、農家や牛個体情報の検索機能のほか、農家向け FAQ やチャットボット等の実装を予定しています。
今後もさらに新機能を追加し、獣医師や農家の課題解決につながるサービスの開発・提供を目指します。
※ デザミス社が開発した、牛の首に取り付けたセンサーが牛の行動をモニタリングし、反芻・動態・横臥・起立等の牛の主要な行動を 24 時間 365 日記録することで、牛の健康状態をリアルタイムに把握できるサービスです。集積された行動データを用いて、AI が牛の異変を自動で検知し、疾病・発情・起立困難等の場合はアラートでお知らせします。

(ご参考)2020 年 4 月 20 日 ニュースリリース 【国内初】「牛の診療費補償サービス」を開始
https://www.ms-ins.com/news/fy2020/pdf/0420_1.pdf


原文はこちら
https://www.ms-ins.com/news/fy2021/pdf/0112_1.pdf

15:02 | 金融:保険
 

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