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2012/07/02

【金融先物取引業協会】「四半期統計(第4四半期)を新しく追加

| by:ウェブ管理者

(2012/07/02)
【金融先物取引業協会】「統計資料」に「四半期統計」(平成23年度第4四半期)を新しく追加
http://www.ffaj.or.jp/performance/quarter_total.html


[概 況]


1.取引所金融先物取引


a. 平成23年度第4四半期(平成23年1月~3月)分


(1)会員及び特別参加者176社のうち、平成23年度第4四半期において取引所金融先物取引の出来高実績があったのは67社(うち、金融取金利先物等は29社、くりく365は24社、大証FXは12社、海外は35社)であり、外国為替証拠金取引の取引所取引と店頭取引のどちらかの取引実績があった会員は84社(前期比▲1社)であった。 当期中の取引所金融先物取引の出来高(総取引枚数)は、金融取金利先物等は2,545千枚(同▲27.4%)、くりっく365は21,247千枚(▲24.7%)、大証FXは2,596千枚(9.1%増)、海外は4,757千枚(同29.5%増)、合計は31,147千枚(同▲17.5%)であった。(前年同期比では、金融取金利先物等は▲56.7%、くりっく365は▲42.7%、大証FXは▲0.1%、海外は▲16.3%、合計は▲39.2%)


(2)当期の受託取引は、金融取金利先物等は1,942千枚(前期比▲27.8%)、くりっく365は21,247千枚(▲24.7%)、大証FXは2,596千枚(9.1%増)、海外は1,030千枚(同18.7%増)、合計は26,817千枚(同▲21.5%)である。なお、受託取引(くりっく365を除く)のうち751千枚(同37.4%増)は媒介取引である。


(3)当期の会員、特別参加者による主要海外取引所別の出来高は、CME3,149千枚(前期比53.5%増)、Liffe1,477千枚(同▲2.0%)で、この2取引所で海外出来高合計の97.2%を占める。(前年同期比では、CME3.0%増、Liffe▲37.2%。)


(4)平成24年3月末の建玉残高は、買建と売建の合計で、金融取金利先物等は871千枚(前期末比▲32.2%)、くりっく365は955千枚(同▲9.7%)、大証FXは67千枚(同▲26.5%)、海外は2,328千枚(同25.6%増)、全体では4,223千枚(同▲1.5%)である。


(5)金融取くりっく365の受託取引の円金額は、全通貨ペアを合わせて、20兆3,230億円(前期比▲17.5%)であった。大証FXは、同じく2兆5,527億円(同20.1%増)であった。平成24年3月末のくりっく365に係る顧客からの受入証拠金残高は、2,005億円(同▲10.2%)であり、同じく買建及び売建合計の建玉残高8,867億円(同▲1.9%)の24.4%(レバレッジは4.0倍)であった。大証FXは同じく、132億円(前期比▲10.1%)、623億円(同▲23.1%)、22.9%(レバレッジは4.36倍)であった。(取引金額及び建玉残高は、期末の外国為替レートで日本円に換算した。b.(5)において同じ。)


b. 平成23年度(平成23年4月~平成24年3月)分の状況


(1)平成23年度中の累計出来高は、金利先物等は14,158千枚(前年同期比▲50.2%)、くりっく365は122,364千枚(同▲2.7%)、大証FXは11,047千枚(同59.3%増)、海外は18,865千枚(同▲26.6%)、合計は166,436千枚(同▲10.9%)である。(2)当年度中の受託取引の累計は、金利先物等は11,022千枚(前年同期比▲47.0%)、くりっく365は122,364千枚(同▲2.7%)、大証FXは11,047千枚(同59.3%)、海外は4,837千枚(同▲31.3%)、合計は149,272千枚(同▲7.1%)である。なお、受託取引のうち4,568千枚(同▲40.6%)は媒介取引である。(3)会員、特別参加者による主要海外取引所別の出来高は、CME11,890千枚(前年同期比▲25.7%)、Liffe6,248千枚(同▲29.1%)で、この2取引所で海外出来高合計の96.1%を占める。


 また、海外出来高を商品別にみると、CMEのユーロドル預金(3ヵ月)先物9,824千枚(同▲31.6%)が最も多く、次いでLiffeのEURIBOR(3ヵ月)先物3,188千枚(同▲30.8%)、CMEのユーロドル預金(3ヵ月)先物オプション1,649千枚(同10.6%増)、LiffeのEURIBOR(3ヵ月)先物オプション1,245千枚(同▲19.0%)、英ポンド金利(3ヵ月)先物1,223千枚(同▲36.1%)の順となっている。(4)平成24年3月末の建玉残高を平成23年3月末と対比すると、買建及び売建の合計(枚数)で金融取金利先物等が▲60.2%、くりっく365が10.2%増、大証FXが▲12.7%、海外が3.4%増となっている。(5)くりっく365の受託取引の円金額は、全通貨ペアを合わせて、122兆416億円(同▲6.7%)、大証FXが10兆3,731億円(同58.1%増)であった。


2.店頭金融先物取引


a. 平成23年度第4四半期(平成24年1月~3月)分


(1)会員及び特別参加者176社のうち、平成23年度第4四半期において店頭金融先物取引の出来高実績があったのは117社、うち外国為替証拠金取引68社、通貨オプション取引47社、NDF6社、通貨バイナリオプション9社、その他5社であり、当期中の出来高(総取引金額)は、466兆9,099億円(前期比26.0%増)であった。

(2)当期の出来高を取引の種類別にみると、外国為替証拠金取引463兆2,911億円(前期比26.0%増)、通貨オプション取引3兆144億円(同14.2%増)、NDF4,603億円(同94.1%増)。外国為替証拠金取引では、27の通貨による153の組合せが取引され、通貨オプション取引では、コールとプットに分け、合わせて18の通貨による64の組合せが取引され、NDFでは、12の通貨による24の組合せが取引された。その他、為替先渡取引、通貨バイナリ・オプション及び直物為替オプション取引(NDO)の取引実績があった。


外国為替証拠金取引では、ユーロ・円の1兆1,348億ユーロ(前期比33.1%増、円ベースでは45.5%増)が最も多く、次いで米ドル・円の1兆5,063億ドル(同37.2%増、45.4%増)であった。同じ期間(61営業日)の東京外国為替市場におけるブローカー経由銀行間取引※の米ドル・日本円直物の取引金額5,975億ドル(同1.9%増)の2.5倍(前期1.8倍)の取引金額があった。


※ 対顧客取引、銀行間のダイレクト・ディーリング取引、為替スワップ取引及びオプション取引を除く。
 外国為替証拠金取引総取引額及び建玉残高に占める法人顧客の割合は、それぞれ22.0%(前期は23.6%)及び14.9%(同11.3%)であった。


(3)外国為替証拠金取引のカバー先となっている国内外の銀行、金融先物取引業者等は53社(前期比▲2社)あり、平成24年3月末にカバー先に差し入れている証拠金額の合計は、696億円(同▲26.1%)であった。

(4)平成24年3月末の建玉残高は、買建と売建合計で、外国為替証拠金取引が3兆8,449億円(前期比11.1%増)、通貨オプション取引が13兆6,915億円(同▲1.0%)、NDFが1,019億円(同2.6%増)である。外国為替証拠金取引においては、いわゆる「円キャリー」と呼ばれる日本円のネットの売建が1兆2,568億円(同▲37.1%)であった。

(5)平成24年3月末の顧客からの外国為替証拠金取引に係る受入証拠金残高は、8,119億円(前期比3.3%増)で、建玉残高比21.1%(レバレッジは4.7倍)であった。


b. 平成23年度(平成23年4月~平成24年3月)分の状況

(1)平成23年度4月~12月の累計出来高は1,270兆7,445億円(前年同期比▲14.3%)であった。


(2)平成23年度中の累計出来高は、1,737兆5,943億円(前年度比▲8.8%)であった。取引の種類別にみると、外国為替証拠金取引が1,724兆8,693億円(同▲8.8%)、通貨オプション取引が10兆9,769億円(同▲7.1%)、NDFが1兆4,771億円(同326.1%増)。その他、為替先渡取引、通貨バイナリ・オプション及び直物為替オプション取引(NDO)の取引実績があった。


詳細
http://www.ffaj.or.jp/performance/quarter_total.html


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