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2023/01/04

【日本商品先物取引協会】令和5(2023)年 年頭所感を掲載しました。

| by:ウェブ管理者
明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、お健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げ
ます。

日商協は、令和4年 10 月 11 日(火)から、㈱東京商品取引所の堀留町のビル
から移転し、新事務所(東京都中央区日本橋人形町 1-1-11 日庄ビル 6 階)に
おいて業務を開始いたしました。本年も、新たな気持ちで協会の運営に取り組ん
でまいります。

昨年を振り返りますと、コロナ禍の影響に加え、2 月 24 日のロシアによるウ
クライナへの侵攻を契機にエネルギーや農産物等の供給が滞り、10 月には 32 年
ぶりに1ドルが 150 円台となる円安も相俟って、我が国では輸入資源の価格高騰
を受けて様々な物が値上がりし、10 月の消費者物価指数は 40 年 8 か月ぶりに
3.6%の上昇となりました。商品先物取引は、本来こうした商品(資源)の価格
変動において、リスクヘッジや公正な価格形成といった機能を提供することによ
り、商品の生産及び流通を円滑にする役割を担っているはずであり、世界有数の
消費国としての価格発信が求められていると認識しております。しかるに、令和
2 年 7 月に総合取引所が誕生しましたが、既存の商品取引所ともに十分に期待に
応えているとは言い難い状況にあります。


原文はこちら
https://www.nisshokyo.or.jp/data/pdf/yj9mV0d40dZ.pdf

15:10 | 金融:行政・取引所・団体
 

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