【ISID】平成25年3月期 第2四半期決算発表
http://www.isid.co.jp/ir/pdf/201303q2_tanshin.pdf
(1)連結経営成績に関する定性的情報
当第2四半期連結累計期間(平成24年4月1日~平成24年9月30日)におけるわが国経済は、復興需要等を背景に緩やかな回復基調を示していたものの、欧州債務危機の長期化や新興国の景況感悪化から、回復の動きに足踏みが見
られ始めております。情報サービス産業におきましても、金融業や製造業のIT投資に持ち直しの動きがあったものの、景気減速懸念から、急速に不透明感が増しております。
かかる状況の下、当社グループは、前期にスタートさせた3ヵ年の中期経営計画「ISID Open Innovation 2013」の推進を通して、業績の拡大に取り組んでおります。この中期経営計画においては「価値協創」をテーマに掲げ、お客様、電通グループ、その他のあらゆるパートナーとのコラボレーションを通じて時代を先取りした新しい価値を創出し、お客様や社会の課題解決に貢献することを目指しております。
計画2年目となる当連結会計年度におきましても、競争優位性をさらに追求するため、ソフトウェア製品や新規サービスの研究開発を積極的に実施するほか、グローバルビジネスの拡大、クラウドソリューションの拡充・強化、顧客インサイトの深耕等により、売上高ならびに利益の拡大を図っております。また、第1四半期連結会計期間より、非連結子会社であった株式会社アイエスアイディ・フェアネスを連結の範囲に含めております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比増収の百万円(前年同期比110.5%)となりました。当社グループが展開する4つの事業セグメントのうち、エンタープライズソリューション・ビジネス系セ
グメントは若干減収となったものの、金融ソリューションセグメント、エンタープライズソリューション・エンジニアリング系セグメント、コミュニケーションITセグメントが増収を牽引しました。
増収効果により、売上総利益は百万円(前年同期比109.8%)となりました。販売費及び一般管理費は、研究開発活動の拡大等により前年同期比増加の百万円(前年同期比104.2%)となりましたが、売上総利益の増益により吸収し、営業利益は百万円(前年同期比165.6%)、経常利益は百万円(前年同期比158.2%)、四半期純利益百万円(前年同期比132.1%)とそれぞれ増益となりました。