(2011/01/04)
2011年 鈴木社長 新春ご挨拶
http://www.daiwa-grp.jp/press/110104-a.cfm
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、1月1日にホールセール証券に関する合弁事業を解消し、名実ともに独立した大和証券キャピタル・マーケッツがスタートしました。そして、プライベートエクイティ事業の再編やベンチャーキャピタル合弁事業の解消など、グループの事業再編を行いました。アジア戦略では、アジア拠点における数百人規模の人員増強、資本増強や体制整備を積極的に進めました。
11月にはKBCグループから2部門の買収が、さらに12月にはインドのアセットマネジメント会社の買収がそれぞれ完了しました。まさに昨年は、大和証券グループが今後飛躍的に拡大するために一つひとつ着実に施策を積み重ねた、種蒔きの年でした。昨年蒔いた種は、今年には必ず実を結ぶものと確信しています。
「日本の膨大な金融資産と、アジアの旺盛な資金ニーズを結ぶ担い手となる」。これこそが、大和証券グループの目指すアジアビジネスの最大のテーマです。グループの最重要戦略として掲げているアジアビジネスが軌道に乗ることで、グループ全体に好循環が生まれ、大和証券グループの飛躍的な成長が実現します。
大和証券では、顧客基盤の拡大と預り資産の純増に引き続き注力します。貯蓄から投資への大きな潮流は不変のものであり、今こそお客様の資産形成を的確にサポートし、預り資産の拡大に向けて社員一丸となって取り組みます。
今年はインターネット銀行が開業します。これにより大和証券グループのお客様に対して、新たに「預金」という資金運用の選択肢を提供し、入出金の利便性を大きく向上させることが可能になります。
大和証券グループの役割は、直接金融を通じてリスクマネーを提供し、経済を活性化させることです。日本経済、世界経済の発展の為に、また、お客様のご期待に沿えるよう尽力します。
本年も大和証券グループをどうぞよろしくお願い申し上げます。