バーゼル銀行監督委員会(以下、「バーゼル委」)は、10月11日、「2023年の銀行を巡る混乱と流動性リスク:進捗報告書」(原題:The 2023 banking turmoil and liquidity risk: a progress report)を公表しました。
バーゼル委は、令和5年3月に発生した銀行セクターの混乱への対応に関するストックテイク作業を実施し、同年10月に「2023年の銀行を巡る混乱に関する報告書」(https://www.fsa.go.jp/inter/bis/20231010/20231010.html)(原題:Report on the 2023 banking turmoil)を公表しました。その後、バーゼル委では、同報告書のフォローアップ作業として、監督の実効性の強化に向けた取組みや、流動性リスクについて、追加的な分析作業を行ってきました。