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2016/11/10

【TIS】LGBTをはじめとする性的マイノリティの正しい知識の習得を目的としたeラーニング教材「セクシュアリティ基礎知識-LGBT・性的マイノリティを知る-」の提供開始について

| by:ウェブ管理者
株式会社博報堂DYグループの、LGBT総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:森永貴彦)は、2016年12月1日より、企業で働く従業員がLGBT(※1)をはじめとする性的マイノリティの正しい知識の習得を目的としたeラーニング教材「セクシュアリティ基礎知識-LGBT・性的マイノリティを知る-」の提供を開始いたします。
本eラーニング教材は、TIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野徹、以下 TIS)のeラーニングシステム「楽々てすと君http://www.tis.jp/service_solution/testkun/」で受講できるように、コンテンツをLGBT総合研究所が制作。LGBT総合研究所とTISでは、eラーニング教材「セクシュアリティ基礎知識-LGBT・性的マイノリティを知る-」を共同で販売していきます。

① LGBTをはじめとする性的マイノリティについて

LGBT総合研究所(LGBTに関連する調査・研究を行い、企業・自治体が正しい知識を持ち、理解し、向き合うことを実現するためのマーケティングサポートを実施する専門のシンクタンク)は2016年5月には「LGBTに関する意識調査(※2)」を実施。全国の20~59歳の個人100,000名(有効回答者数89,366名)を対象に実施したスクリーニング調査の結果、LGBTに該当する人は約5.9%(レズビアン:1.70%、ゲイ:1.94%、バイセクシュアル:1.74%、トランスジェンダー:0.47%)、またLGBTにあてはまらないAセクシュアル(※3)など、その他の性的マイノリティに該当する人は約2.1%となりました。
また、近年、人権、多様性、異なる価値観を尊重する社会の実現に向けた取り組みが始まっています。こうした環境の中、性的指向、性同一性に対する社会の正しい認識・理解が求められています。企業・自治体においても、LGBTに向き合う基本方針の策定、その取り組みの実施など、CSR活動を中心とした取り組みも増えており、グローバル化が進む中、ダイバーシティ&インクルージョンへの対応の重要性はますます高まると考えられます。一方で、LGBTに関する知識がない、向き合い方が分からないなど、企業・自治体が取り組みを始めるハードルが未だ高いのも現状です。

2020年に東京オリンピック・パラリンピックを迎えるにあたっても、今後、ますます企業のLGBTをはじめとする性的マイノリティへの対応が拡大していくと予想される中、LGBTをはじめとする性的マイノリティの正しい知識を企業で働く従業員が習得する機会として、LGBT総合研究所はeラーニング教材「セクシュアリティ基礎知識-LGBT・性的マイノリティを知る-」を制作し、TISと共同で提供開始いたします。

※1 レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの英語の頭文字を並べた性的マイノリティを総称する言葉のひとつ。
※2 LGBT総合研究所 2016年5月実施 「LGBTに関する生活意識調査」
※3 Aセクシュアル:無性愛者。他者に対し、性的指向を持たない層。

② eラーニング教材「セクシュアリティ基礎知識-LGBT・性的マイノリティを知る-」の概要

本eラーニング教材は企業で働く従業員がLGBTをはじめとする性的マイノリティの正しい知識の習得を目的として制作しております。LGBTをはじめとする性的マイノリティ当事者が抱える悩みも盛り込み、基礎知識を習得するための学習教材としてお使いいただける内容になっております。また、教材の最後には確認テストも準備しており、研修を受けるだけでなく、受講後の確認テストを行うことで、正しい知識の定着も図れます。

■提供コンテンツ概要

eラーニング教材「セクシュアリティ基礎知識-LGBT・性的マイノリティを知る-」

1.セクシュアリティとは?
2.LGBT・性的マイノリティを知る
3.互いが尊重し合う職場をつくるために
4.確認テスト(5問)

■eラーニングシステム「楽々てすと君」について

TISの「楽々てすと君」は、教材を読んで学ぶ通常のeラーニングシステムというだけではなく、「ユーザー(コンテンツ管理者)が、誰でも手軽かつ簡単にコンテンツを作成することができる」ことを基本コンセプトとして開発したシステムです。利用方式には、パッケージ型とクラウド型のメニューを用意しています。「HTMLなどの専門的な知識がなくても、誰でも簡単にeラーニングのコンテンツを作成できる」「プログラム浸透のための進捗管理が容易」「アンケート作成/実施機能も実装」などの点が特長です。本サービスの詳細は、以下URLをご参照下さい。
http://www.tis.jp/service_solution/testkun/


原文はこちら
www.tis.co.jp/news/2016/tis_news/20161110_1.html

17:05 | IT:一般
 

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