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2017/01/18

【T&Iイノベーションセンター】地方銀行6行共催、地方創生×FinTech/ICTビジネスコンテスト、「TSUBASAアライアンス Finovation Challenge 開催説明会」開催!

| by:サイト管理者


 2017年1月13日(金)、T&Iイノベーションセンターは、三越前にある室町ちばぎん三井ビルディングにおいて、地方創生×FinTech/ICTビジネスコンテスト「TSUBASAアライアンス Finovation Challenge 開催説明会」を開催した。

 コンテストでは「地方創生×FinTech/ICT」をテーマに金融の枠組みに留まらない画期的なアイデアを広く募集、1次審査通過者には開発環境や銀行業務APIを提供。デモアプリ開発のハッカソン期間を設けることでサービスの実用化を目指すほか、6行の地方銀行(千葉銀行第四銀行中国銀行伊予銀行東邦銀行北洋銀行)と一緒に複数地域にアプローチできる可能性もあるという。



 当日の会場は、説明会の開始前にはほぼ満席となり、参加登録した多くが訪れ、参加者率の高さから関心の強さがうかがえる。なお、この日の司会は、永石 和恵氏(トーマツベンチャーサポート 事業開発部)が務めた。



 冒頭に、主催者挨拶には、森本 昌雄氏(T&Iイノベーションセンター 代表取締役会長)が登壇。参加者へのお礼の言葉と共に、想定を超える応募があったことを明かし、コンテストの位置づけと狙いについて解説。当初の「TSUBASA(翼)プロジェクト(相互補完・共同化)」からスタートし、「TSUBASA金融システム高度化アライアンス(先進的IT技術活用)」への変遷と「T&Iイノベーションセンター(フィンテックに関する調査・研究、フィンテックを活用した金融サービスの企画・開発・販売業務)」の設立の背景、協賛/後援先を紹介。斬新なアイデアを活かし、顧客サービスの充実や地域創生につながることを期待していると語った。




 開催パートナー挨拶には、大平 貴久氏(トーマツベンチャーサポート アドバイザリーサービス事業部 FinTechリーダー)が登壇。自己紹介と事業紹介(ベンチャー支援、大企業の新規事業創出支援、創業・ベンチャー政策支援)に続き、本コンテストの役割(応募促進、応募様式、審査項目のアドバイザリー、プレゼンテーションブラッシュアップ)と特徴(共催各社の担当者のパッションと本気度、一度に地方銀行6行に向けてプレゼンテーションできる機会)について解説した。

 「TSUBASAアライアンス Finovation Challengeについて」では、大矢 健太郎氏(T&Iイノベーションセンター フィンテック事業部 調査役)が登壇。開催概要に加え、これまでの各地方銀行の取組み、募集テーマやサービスイメージ例、今後の開催スケジュールについて解説。また、開催後の実用化イメージや成果物の取扱い、表彰(賞金)や参加メリット、参加手続きについて説明した。



 「ハッカソン開発事例について」では、木付 立思氏(日本アイ・ビー・エム 戦略事業開発担当 ディレクター)が登壇。IBMが主催したハッカソンを起点としたイノベーション創出プログラム「INNOVATE HUB KYUSHU」での事例と成果、提供するテクノロジー(IBM Bluemix、IBM Watson)について紹介した。

 「開発環境について」では、桑江 裕文氏(日本アイビーエム・ソリューション・サービス 第二事業部 デジタル・トランスフォーメーション アソシエイト・アーキテクト)が登壇。今回の開発範囲と開発環境、提供する銀行サービスAPI、クライアント・サーバ稼働環境、開発言語/開発ツール、外部サービス利用のほか、技術支援と提供するサンプルデータ、IBM Bluemixについて解説した。



 大矢氏より「コンテストに関する重要連絡」および質疑応答が行われ、会場からは多数の質問が上がった。



 最後に、閉会の挨拶には、藤木 和彦氏(T&Iイノベーションセンター 取締役社長)が登壇。お礼の言葉と共に、今回のコンテストは、アイデアを出して競い合うこともさることながら、真の目的は銀行ビジネスのトランスフォーメーションにあるとし、銀行として真剣に進めていきたいと抱負を語り、協業に向けた強い意欲を示し、締め括った。



 全てのプログラムが終わり、個別相談会・名刺交換会へ。様々な業種および地方から訪れた多様な参加者同士で、それぞれの想いや課題意識、いま現在取り組んでいることや今後の展望など、自由な意見交換が行われた。

 コンテストへの参加資格は、新たなイノベーション創出に向けた熱い思いや地方の活性化に寄与する画期的なサービスを生み出す意欲のある企業・団体・個人という「TSUBASA アライアンス Finovation Challenge」。参加登録受付締切(アイデアシート提出締切)は2017年1月31日(火)。一次審査・デモアプリ作成を経て、最終プレゼン大会・懇親会は2017年4月26日(水)に予定されている。興味のある方は、ぜひ参加登録してみたい

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




15:34 | 写真:金融・IT業界向け




 

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