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2017/10/10

【ホートンワークスジャパン】Hortonworks、Hortonworks DataPlane Service によってグローバルデータ管理を促進

| by:ウェブ管理者
2017年9月25日、カリフォルニア州サンタクララ オープンなコネクテッドデータプラットフォームのイノベーターであるHortonworks, Inc.(NASDAQ:HDP、以下Hortonworks)は本日、モダンデータアーキテクチャの提供を再考し、自動化するサービス、Hortonworks DataPlane Service(Hortonworks DPS)を発表しました。Hortonworks DPSを利用することで、データサイエンス、セルフサービスアナリティクス、データウェアハウス最適化などのユースケースに関係なく、分散データシステムのプロビジョニングとオペレーションを合理化できます。また、ガバナンス機能が組み込まれ、Apache AtlasなどのオープンソーステクノロジーをベースとするHortonworks DPSでは、ユーザーは、ファイアウォールで守られたデータ、パブリッククラウド上のデータ、またはその組み合わせの信頼できるデータに簡単にアクセスできます。これにより、組織はデータの発生源のタイプに関係なく、ソースから宛先までの信頼できるデータ系統を確保できます。

本プレスリリースは、9月25日に米国で発表されたプリスリリースの抄訳です。米国リリース原文: https://jp.hortonworks.com/press-releases/hortonworks-dataplane-service/

今日の多くの企業は、変化し続ける規制への対応を図りながら、機械学習などの新規テクノロジーを利用した迅速な革新への要求と、データの安全確保の必要性とをバランスさせることに苦心しています。データスチュワード、データエンジニア、アーキテクト、データサイエンティスト、アナリストなどは、新規・既存アプリケーション、複数の論理・物理データストア/ソース、多様なデータタイプ、複数の導入環境に散在するデータを扱わなければならず、強いプレッシャーにさらされています。Hortonworks DPSは、これらの課題を解決します。

・データスチュワードはデータ系統を調査することで、データアセットの品質を向上させ、アセット間の冗長性を排除できます。
・データエンジニアは複数の環境やソースの間でデータアセットの移動、バックアップ、リストアを行い、効率的なデータストレージ階層化ポリシーを導入できます。
・データアーキテクトは、コンプライアンス要件に適合するために自動的に適用されるセキュリティおよびガバナンスポリシーを定義できます。
・データサイエンティストとデータアナリストは、複数ソース間の系統の理解、多様なタイプのデータへのモデルの適用、データへのアクセスを通じて深いインサイトを獲得できます。

Forresterによれば [1]、「データボリュームの増加は、統合、セキュリティ、キュレーション、管理、ガバナンスに新たな課題をもたらしています。ビジネスユーザーは、ビジネス上の判断を正確に下すために信頼できるリアルタイムデータを求めますが、テクノロジーの責任者は管理の合理化とコスト削減を求めます」。Hortonworks DPSは、組織によるアクショナブルインテリジェンスの発見を合理化および迅速化するために、共有コア機能だけでなく、拡張可能プラットフォームによって、この複雑さに対応します。

Liberty Mutual Benefitsのシニアディレクター兼アナリティクス責任者であるセシュ・ランガラヤン(Sesh Rangarajan)氏は、次のように述べています。「Liberty Mutualのデジタル変革に求められる重要な要件は、複数のデータレイクと従来型プラットフォームにまたがるハイブリッドマルチクラウド環境で多様なデータとワークロードを検出、理解、保護、管理する能力です。このように複雑で動的な環境で俊敏な判断を下すには、すべてを理解する単一のデータファブリックが必要です。Hortonworks DataPlane Serviceは、まさにそれに該当します。Hortonworksが、強力なオープンソースプラットフォームを活用してエンタープライズの次世代のデータ問題を解決する、市場をリードする新しいサービスを提供してくれることを嬉しく思います。」

Hortonworks DPSはサービスとして提供され、オープンソーステクノロジーを活用して異機種混在環境のモダンデータアーキテクチャの価値を共有、拡大します。これは、オープンソースコラボレーションに対するHortonworksのアプローチと一致し、新しいサービスやパートナーアプリケーションを構築するためのベースとなる広範なデータセンターテクノロジーとの互換性が実現します。

HortonworksのCEOであるロブ・ビアデン(Rob Bearden)は、次のように述べています。「市場の進化と成熟から、蓄積されたデータ(data at rest)と流れているデータ(data in motion)を取り込み、これらのデータアセットを一貫的かつ高い信頼性で保護、管理できるエンタープライズ対応のグローバルデータ管理プラットフォームの必要性が生じました。Hortonworksは、当初よりモダンデータアーキテクチャの実現と進化に携わってきました。新しいHortonworks DataPlane Serviceを利用することで、エンタープライズは複数の環境にまたがるすべてのデータアセットを一貫的に管理、保護し、新しいビジネス価値を実現することができます。」

さらに、IBMは同社のIBM Unified Governance PlatformとHortonworks DPSを統合します。これらを組み合わせて使用することで、クライアントはコンプライアンスとアナリティクスを合理化するためのエンタープライズ全体のガバナンスプログラムを定義、実装、運用できるようになります。

IBM Analyticsのジェネラルマネージャーであるロブ・トーマス(Rob Thomas)氏は、次のように述べています。「クライアントはセルフサービスアナリティクスの必要性を感じ始め、GDPRなどの新しい規制にも対応しています。この統合はデータガバナンスが必須になるという共通の認識に基づいています。IBMは、時代はマルチクラウドの世界に向かっていると考えており、マルチクラウド環境内の異種データセットの統合ではHortonworks DPSが鍵となります。」

■共有コア機能
Hortonworks DPSには、クラスタの制御、一元的セキュリティとガバナンス、複数のクラスタを含む組織のすべての既存ソースとの統合のためのコア機能が用意されています。主なコア機能は次のとおりです。

・データソース統合:データソースを登録、作成し、集約されたアクセスを可能にします。
・データサービスカタログ:新しいサービスを実現するための構成・管理ユーティリティの完全セット。
・セキュリティコントロール:ペルソナ定義を含むセキュリティアクセスコントロールの完全な定義。

■拡張可能なサービス
Hortonworks DPSはプラガブルアーキテクチャを採用しているため、Hortonworksだけでなくパートナーもサービスを追加できます。Hortonworksからの最初の拡張は、Data Lifecycle Managerです。Data Lifecycle Managerはデータアセットのライフサイクルを管理し、セキュリティとガバナンスの一元的ポリシーへの適合性の面で使用のコンテキストを維持します。このサービスを利用することで、エンタープライズは複数階層にまたがるデータのライフサイクルを制御、管理できるようになります。これには、レプリケーションと災害復旧、信頼性と効率に優れたバックアップとリストア、コスト削減のための俊敏かつ自動化された階層化オプション、データソースへのより効率的なアクセスなどが含まれます。

Hortonworksは、エンタープライズデータレイク全体を対象にユーザーが一貫してデータタイプを理解、保護、管理する機能や、クラウドへのクラスタの配備や異なる環境への特定ワークロードの配備のための機能など、Hortonworks DPSに追加される拡張型のプラグインサービスを提供する予定です。さらに、HortonworksとIBMは、IBMのData Science Experience、Big SQL、Big Integrate、Big QualityサービスをHortonworks DPSでネイティブに利用できるようにするために連携しています。

Hortonworks DPSの詳細についてお知りになりたい方は、2017年11月1日午前11時(太平洋時間)に開催されるウェビナーにご登録ください:
https://hortonworks.com/webinar/global-data-management-multi-cloud-hybrid-world/

[1] 「Big Data Fabric Drives Innovation and Growth(ビッグデータファブリックが推進するイノベーションと成長)」、Forrester Research, Inc.、2016年3月8日


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000021930.html

16:02 | IT:一般
 

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