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2015/11/18

【PRI事務局】ESG(環境、社会、コーポレートガバナンス)と企業の持続的成長に向けて、PRI&駐日英国大使館共催「責任投資セミナー」開催!

| by:サイト管理者


 2015年11月6日(金)、責任投資原則 PRI(United Nations Supported Principles for Responsible Investment)事務局 日本ネットワークは、駐日英国大使館 ニューホールにおいてアセットオーナー(年金基金、生損保等)や運用会社、その他にサービスプロバイダーに向けて2015年度 第1回 PRI&駐日英国大使館共催「責任投資セミナー」を開催した。



 当日は、駐日英国大使館 経済・貿易政策、環境・エネルギー、サイエンス・イノベーション統括 参事官 ダンカン スパークス(Duncan Sparkes)氏による開会の挨拶に続き、ロンドンに本部を置き、世界中の企業に環境(気候変動・水・フォレスト)対策に関する取組の開示を促進している国際非営利団体「CDP」の投資家リサーチチーム責任者 ジェームズ・マグネス氏による基調講演が行われた。



 その後、運用会社やインデックスプロバイダーの専門家によるショートプレゼンテーションとパネルディスカッションが行われた。スピーカーとして、アムンディ・ジャパン 運用本部 リサーチ・グループ ESGリサーチ部長 近江 静子氏より「気候変動問題へのアムンディの取り組み」について紹介されたほか、MSCI ESG Research バイスプレジデント シニアESGアナリスト 鷹羽 美奈子氏より「カーボンリスクマネジメント」について紹介、FTSE Russell アジア・パシフィック ESGヘッド 岸上 有沙 氏が登壇し、PRI事務局 ネットワークス&グローバルアウトリーチ ジャパンヘッド 森澤 みちよ氏がモデレーターを務めた。



 最期に、緑に囲まれた駐日英国大使館のテラスで食事と飲物を片手に懇親会が行われ、それぞれの課題意識や意見が交わされた。



 責任投資原則 PRIイニシアティブは、投資家が環境、社会、コーポレートガバナンス(ESG)問題を理解して投資の意思決定や株主としての行動に組み込み、長期的な投資パフォーマンスを向上させ、受託者責任を果たすことを目的としている国際的なネットワーク。PRIには、投資家によって作成された6つの原則があり、国連によって支持されており、現在、50か国以上から59兆ドルの資産を代表する約1400の署名機関がいるという。

 世界の持続的な成長と安全で豊かな社会形成に向けて、企業の未来創造価値の評価とその成長を後押しする資金循環を目指して、今後のPRIの取り組みに注目したい。

(取材、記事、編集・制作、撮影:GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ




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