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2016/06/14

【日本証券業協会】会員の平成27年度決算概況(速報値)~株式市場が概ね好調であった前年度に比べると、それをやや下回る水準ではあるものの、受入手数料が前年度と同程度であったことなどにより、良好な決算を確保

| by:ウェブ管理者
会員の決算概況
平成 27 年度の会員(246 社)【脚注】の決算は、株式市場が概ね好調であった前年度に比べると、それをやや下回る水準ではあるものの、受入手数料が前年度と同程度であったことなどにより、良好な決算を確保した。

概況は以下のとおりである。

(1) 営業収益は4兆 382 億円(前期比 1,180 億円減、同3%減)であった。
その内訳をみると、受入手数料は、募集・売出しの取扱手数料が 3,458 億円(同1,196 億円減、同 26%減)と減少したものの、委託手数料が 6,898 億円(同 18 億円増、同0%増)、引受け・売出し手数料が 1,767 億円(同 145 億円増、同9%増)及びその他の受入手数料が1兆 843 億円(同 1,061 億円増、同 11%増)と前期を上回ったことから、全体として2兆 2,970 億円(同 31 億円増、同0%増)となった。
トレーディング損益は、株券部門が 1,469 億円(同 824 億円減、同 36%減)、債券部門が 5,943 億円(同 3,250 億円減、同 35%減)と不調であったことなどから、全体として1兆 880 億円(同 1,491 億円減、同 12%減)となった。
なお、営業収益から金融費用 3,822 億円(同 331 億円増、同9%増)を差し引いた純営業収益は、3兆 6,559 億円(同 1,512 億円減、同4%減)となった。

(2) 販売費・一般管理費は、取引関係費が 7,418 億円(前期比 241 億円増、同3%増)となったものの、人件費が1兆 343 億円(同 824 億円減、同7%減)となったことなどから、全体として2兆 7,985 億円(同 145 億円減、同1%減)となった。

(3) 以上のことから、経常損益は 8,952 億円(前期比 1,237 億円減、同 12%減)、当期純損益は 6,239 億円(同 1,009 億円減、同 14%減)となった。


原文はこちら
http://www.jsda.or.jp/shiru/kyoukaiin/28.3.pdf

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