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2020/08/21

【金融庁】金融審議会「市場ワーキング・グループ」(第30回)議事録を公表しました。

| by:ウェブ管理者
1.日時:
令和2年7月15日(水)10時00分~12時00分

2.場所:
中央合同庁舎第7号館9階 905B会議室

【神田座長】
 おはようございます。定刻になりましたので、始めさせていただきます。

 市場ワーキング・グループの第30回目の会合になります。皆様方にはお忙しいところ御参加いただきまして、ありがとうございます。

 本日の会合も、前回に引き続き、オンラインでの開催とさせていただき、一般傍聴はなしとさせていただきます。メディアの関係者の方々には、金融庁内の別室にて傍聴をいただきます。

 議事録は通常どおり作成して、金融庁のホームページにて公開させていただく予定でございます。

 会議を始める前に、2点、注意事項がございます。

 御発言をされない間はマイクをミュートの設定でお願いいたします。御発言の際にはミュートを解除して、マイクをオンにしていただいて御発言をしていただいて、御発言が終わられましたら、またミュートを設定していただけますようお願いいたします。

 次に、発言御希望の方は、チャットの機能で全員宛てにお名前と、あるいは、協会名とかの組織名を御入力いただけるとありがたく存じます。そちらを確認して、私のほうから御指名させていただきます。御自身のお名前を名のった上で御発言いただければ、ありがたく存じます。

 前回の会議では、事務局というか主催者端末宛てのみにチャットを送られた方がいらっしゃったのですけれども、私のPCで見れませんので、必ず全員宛てにチャットを送っていただければありがたく存じます。

 それでは、本日の議論に移りたいと思います。このワーキング・グループでは、昨年の10月から顧客本位の業務運営をテーマに議論を重ねてまいりましたが、本日はこれまでの議論を取りまとめた報告書の案について御審議をお願いいただきます。

まず、事務局から事務局提出資料について御説明をいただき、その後、皆様方から御意見等をいただきたいと思います。それでは、太田原さん、よろしくお願いいたします。

【太田原市場課長】
 それでは、「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書(案)-顧客本位の業務運営の進展に向けて-」について概要を説明いたします。

 1ページ目、「はじめに」で経緯を記載しております。金融審議会市場ワーキング・グループは2016年12月に「顧客本位の業務運営に関する原則」の策定を提言し、これを受けて、2017年3月に「原則」が策定・公表されました。その原則では、留意事項において、金融事業者の取組状況や原則を取巻く環境の変化を踏まえ、必要に応じ見直しの検討を行うとされておりました。また、高齢化が急速に進んでおります。こうした状況を踏まえ、原則の策定後3年が経過した現在、当ワーキング・グループでは、これまでの進捗を検証し、海外の規制動向も参考にしつつ、顧客本位の業務運営の更なる進展に向けた新たな方策や超高齢社会における金融業務の在り方について検討を行った、としております。

 2ページです。Ⅰ.顧客本位の業務運営の更なる進展に向けた方策、1.で基本的な考え方を記載しております。原則は、いわゆるプリンシプルベース・アプローチを採用しております。原則が策定されて3年余りが経過し、この間、原則を採択し、顧客本位の業務運営に取り組む金融事業者は着実に増加している。投資信託の平均保有期間の長期化や積立投資信託の顧客数の増加など、顧客本位の業務の運営は金融事業者において一定程度浸透してきている。しかしながら、原則の採択自体を目的化しているかのような動きも見られる。金融事業者の取組が顧客による金融事業者の選別につながっているとは言い難い状況にある。さらに、不適切な事例がいまだに見受けられる。


原文はこちら
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market_wg/gijiroku/20200715.html

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