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2015/10/30

【トレイダーズホールディングス】子会社に対する訴訟の和解による解決に関するお知らせ

| by:ウェブ管理者
当社は、平成 25 年5月8日付適時開示「連結子会社に対する訴訟の提起に関するお知らせ」でお知らせしましたとおり、当社連結子会社トレイダーズ証券株式会社(以下、「トレイダーズ証券」といいます。)に対して株式会社サクシードから東京地方裁判所に提起されていた、不当利得返還等請求訴訟について、本日、裁判上の和解が成立しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1.訴訟の提起から和解に至るまでの経緯
トレイダーズ証券は、株式会社サクシード(以下、「サクシード社」といいます。)が業務執行組合員である「仁慈資源ファンド 1 号投資事業組合」(以下、「本件ファンド」といいます。償還日:平成 24 年 11 月 30 日)に対して、平成 21 年 12 月に適格機関投資家として出資いたしました。

サクシード社は、平成 24 年 2 月、本件ファンドの組合員である JINJI RESOURCES PTY LIMITED(以下、「Jinji 社」といいます。代表取締役:中村和也、住所:オーストラリア国ニューサウスウェールズ州シドニー ブライストリート 37)から、本件ファンドの業務執行組合員を解任する旨の解任通知を受け、本件ファンドの清算手続きが JINJI 社により行われたこと及びトレイダーズ証券が善管注意義務に違反して Jinji 社に清算業務を行わせたこと等を不服として Jinji 社及びトレイダーズ証券を提訴したものです。

サクシード社は、同社が認識する本件ファンドへの出資口数と実際に返還された出資口数が異なるとしてその差額、及び同社が本件ファンドの業務執行組合員として受領すべき管理報酬、成功報酬及び立替金の額等、合計額 75,325,382 円を Jinji 社及びトレイダーズ証券に対し、共同不法行為に基づき連帯して支払うよう求めておりました(その後、審理の過程で原告側より一部訴えの変更がありました)。

トレイダーズ証券は、本件訴訟において、これまで裁判所で主張を行ってまいりましたが、これまでの訴訟経過、本件の事案の内容、訴訟を継続した場合の訴訟関連費用の追加支出等を総合的に勘案した結果、和解により、早期に本件の解決を図ることが得策であると判断し、下記の内容を骨子とする裁判上の和解をすることといたしました。

2.連結子会社トレイダーズ証券の概要
(1)名称: トレイダーズ証券株式会社
(2)所在地 :東京都港区浜松町一丁目 10 番 14 号
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 金丸 勲
(4)事業内容 :金融商品取引業
(5)資本金: 21 億9千5百万円

3.裁判上の和解の年月日
東京地方裁判所 平成 27 年 10 月 27 日

4.和解の相手方の概要
(1)名称:株式会社サクシード
(2)所在地 :大阪府大阪市西区北堀江一丁目5番2号
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役 上中 康司

5.和解の主な内容(トレイダーズ証券に関するものに限る)
・トレイダーズ証券は、サクシード社に対して、本件の解決金として、金4万円を支払う。
・サクシード社は、トレイダーズ証券に対するその余の請求を放棄する。

6.今後の見通し
本件和解に伴う当社グループの連結業績に与える影響は軽微であります。


原文はこちら
http://cdplus.jp/company/download/259071/90783.pdf

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