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2017/11/21

【みずほ銀行】「遠隔診療・医療用人工知能(AI)の実証研究プロジェクトに関する包括連携協定」の締結について

| by:ウェブ管理者
高知県高岡郡梼原町(町長:矢野富夫、以下「梼原町」)、株式会社エクスメディオ(代表取締役社長:物部真一郎、以下「エクスメディオ」)、株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治、以下「みずほ銀行」)は、「遠隔診療・医療用人工知能(AI)の実証研究プロジェクトに関する包括連携協定」(以下、「本協定」)を本日締結しました。

具体的には、高齢化・過疎化が予想される中山間地域で医療サービスを将来にわたり確保する手段について実証を行います。梼原町が開設する梼原町立国民健康保険梼原病院(以下、「梼原病院」)において、エクスメディオが開発した臨床課題を解決する医療者間互助プラットフォーム「ヒポクラ」(※)を用い、遠隔診療・医療用人工知能(AI)の安全性及び有用性に関する効果検証を行います。また、将来的には、受診の遅れによる高齢者の病気の重症化を予防するなど、予防型社会への移行や、継続的な医療サービスの確保につなげていきます。

梼原町は、高知県の西部に位置し町面積の 91%を森林が占める自然豊かな中山間地域です。
少子高齢化を背景に、長年にわたり梼原病院と保健福祉支援センターが一体となって地域包括ケアシステムを充実させ、町民が住み慣れた地域で安心して暮らしていける町づくりを行っています。また、梼原病院は地域医療を支える「へき地医療拠点病院」としての機能充実を図り、町民の不安の解消につなげています。

エクスメディオは皮膚科/眼科の診断支援サービスからスタートした医療ベンチャーです。
人工知能(AI)に画像を学ばせて診断する技術も研究中で、皮膚疾患の自動診断技術予備実験にも成功しています。総務省を初めとした事業支援プログラム採択や政府の官民対話で事例に上がるなど、行政からも注目を集めています。

<みずほ>は、グループの各機能を活かした“総合金融コンサルティンググループ”を目指し、お客さまのあらゆる金融ニーズに積極的に対応しています。みずほ銀行は、本協定を通じ、コンサルティング機能の提供や、取引病院の紹介による実証研究の発展支援に貢献していきます。

効果的・効率的な遠隔診療や人工知能(AI)を活用した診断支援は、政府の「未来投資戦略 2017」が示す重要政策でもあります。梼原町、エクスメディオ、みずほ銀行は、本プロジェクトが人口減や高齢化社会への対応、さらには地方創生にもつなげるべく、さまざまな取り組みを進めていきます。

<実証研究のイメージ>

(※)「ヒポクラ」
医師同士がネット上で情報交換するウェブサイト。専門医がいない中山間地域等では、経験の乏しい症例に遭遇するケースも少なくない。「ヒポクラ」では、医師がヒポクラ上で「この症状から推測される病気は」などと質問すると、各分野の専門家が助言してくれる仕組み。


原文はこちら
https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20171121release_jp.pdf

17:01 | 金融:銀行
 

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