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2020/03/26

【商工組合中央金庫】災害発生時に多様な用途に応えられるテントやシートなどを供給する愛知県テント・シート工業組合様を金融面からサポート

| by:ウェブ管理者
商工中金は、地方公共団体や関係機関等と連携しながら、災害復旧や地域経済の改善に貢献する中小企業等を積極的にサポートしています。
商工中金(熱田支店)は、愛知県テント・シート工業組合様(本社:愛知県名古屋市、代表理事:佐藤 均様)に対し、災害発生時に必要となるテントなどの応急対策資材の仕入れ資金枠2 億円を開設しました。
同組合は、愛知県内のテントやシートの製造、加工、販売業者など57社で構成され、設立以来、一貫して組合員の経営安定化や合理化促進を後押ししています。また、東南海トラフ地震等に備え、2018年12月に愛知県、2020年1月には名古屋市と「災害時における応急対策用資材等の供給等の協力に関する協定」を締結しました。

この協定において、同組合は、大規模災害の発生時に愛知県・名古屋市からの要請により、必要なテントやシート類、避難所でプライバシー確保のための間仕切りなどを、組合員に委託して自治体に供給します。そのため、特に災害発生の初期段階には、短期間に多数の物資の供給を要請され、組合員には多額の仕入れ資金が生じることから、同組合は、組合員が安定的に資金調達をできる方法を模索していました。

商工中金は、このような災害発生時の取組みが、被災地の復旧・復興に貢献するものと考え、同組合が迅速かつ機動的に資金の出し入れができるコミットメントラインを開設し、必要な資金を組合から組合員に提供するスキームを構築しました。これにより災害発生時において、テント等の物資を供給する組合員に対し、緊急かつ安定的な資金供給が可能となります。
商工中金は、持続可能な社会の実現に向けて、中小企業の皆さまの「SDGs(持続可能な開発目標)」に貢献する取り組みを積極的にサポートしてまいります。


原文はこちら
https://www.shokochukin.co.jp/assets/pdf/nr_200326_01.pdf

16:11 | 金融:銀行
 

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