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（VOL.1054）FinTech、2020年を目途に100億円規模のイノベーションビジネスの創発を目指して、豊洲の港からpresents「第2回オープンイノベーションコンテスト　（”さあ、ともに世界を変えていこう”）」応募説明会を開催！

ウェブ管理者2015/06/01 10:01:24

　2015年5月28日（木）、NTTデータは、豊洲センタービル10Fにある「INFORIUM豊洲イノベーションセンター」において、豊洲の港からpresents「第2回オープンイノベーションコンテスト　（”さあ、ともに世界を変えていこう”）」の応募説明会を開催した。会場には、応募を検討するベンチャー企業の関係者のほか、ベンチャーキャピタルの担当者が来場した。

　このコンテストでは、昨今のベンチャーシーンの盛り上がりとオープンイノベーションの活性化を背景に、NTTデータが提供している社会の要請・課題に応える情報システム・社会インフラとベンチャー企業が持つソリューション・技術・ビジネスモデルを連携し、”素敵な世界”を実現すべく、イノベーションビジネスを創発することを目的に開催（ニュースリリース）。この活動を通じて、2015年度に10件の新規ビジネスPOC（Proof Of Concept）案件の創発を実現し、2020年を目途に100億円規模のビジネス案件創発を目指していくという。

　早速、テーマ1『新たなIOTクラウドを利用した、サービスの高度化に関する提案』、テーマ2『文字認識ソフト「Prexifort-OCR(プレキシフォート)」、または公共機関や金融機関の窓口向けビジネスに関する協業提案』について説明が行われた。

　続いて、テーマ3『カード決済総合サービス「CAFIS」を起点とした生活者を豊かにする未来形ソリューションの提案』、テーマ4『多種多様なデータを活用するサービス実現のための基盤としてのMarkLogic Server活用についての協業/提案』について説明が行われた。

　説明会場（Lab B）の隣の別会場（Lab A）では、テーマ別の相談デスクが設置され、各テーマの担当者と対面で意見交換が行われた。

　続いて、テーマ5『センシングデータを活用した保険会社向け新商品・サービスの提案』、また、休憩を挟み、テーマ6『スマートフォン・新たなITテクノロジーを活用した新たな銀行取引スタイル創出に関する協業』、テーマ7『NTTデータの標準バンキング・アプリケーション「BeSTA（ベスタ）」およびその周辺ビジネスに関する協業（マーケティング）・（金融機関の市場部門、リスク管理部門ソリューションに関する協業）・（次世代店舗の実現に向けた協業）』について説明が行われた。

　続いて、テーマ8『CONTIMIXEクラウド機能拡充（タブレットを用いた金融機関向け各種アプリケーションの提供）』、テーマ9『Twitter全量・リアルタイムデータを活用したサービスに関する協業』について説明が行われた。

　テーマ別の説明が進む毎に、それぞれのテーマに興味を持った参加者が担当者を訪れ、応募に向けて真剣に意見交換・質疑応答。

　そして、最後に、テーマ10『電力×異業種の新サービス創出に関する協業』について説明が行われた。コンテストでは、説明された10テーマのほか、テーマ11『きらりと光るオープンイノベーションビジネスを募集』もあるという。

　最後は、用意されたピザや飲み物を片手に、NTTデータの関係者と来場者同士で懇親会が行われ、説明会を振り返りつつ、名刺交換や意見情報交換が行われた。

　なお、今回の「第2回オープンイノベーションコンテスト」の本選は2015年8月27日（木）、募集期間は2015年6月30日（火）までとなっている。応募要件は、ベンチャー企業、大手企業、NTTデータグループ社員。最優秀案件には、最優秀賞の授与の他、副賞としてビジネス化に向けた検討をNTTデータの事業部門とともに2015年9月～11月まで3ヶ月間実施し、その後の事業化・投資判断が行われるという。

　まだ誰も見たこともない潜在ニーズを可視化、そして、豊かな社会の実現に向けて立ちはだかる大きな社会課題を解決すべく、持続的な成長につながる新産業の創出を目指し、NTTデータと不屈の精神でチャレンジしたい方は、ぜひ応募されたい。

◎詳しくは写真ニュースをどうぞ
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/jo2idqdbs-3242/#_3242

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【コラム筆者】　
藤野　宙志（ふじの　ひろし）　株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム 1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス＆ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。

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