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(VOL.677)東京金融情報サミット2013開催、金融データ・テクノロジーURL
ウェブ管理者2013/04/26 09:35:47

(VOL.677)東京金融情報サミット2013開催、金融データ・テクノロジー

 2013年4月23日(火)、Incisive Mediaは、コンラッド東京(港区)で、「東京金融情報サミット2013(Financial Information Summit 2013)」を開催した。本サミットでは、マーケットデータ、リファレンスデータおよびトレーディングテクノロジーのエグゼクティブが集結、直面する課題を検討しソリューションをハイライトしたほか、データおよびテクノロジーのプロフェッショナルたちが、ビジネス、規制、そしてテクノロジーについてディスカッションした。基調講演では、「日本における国立銀行の政策および経済に与える影響とその展望」(榊原英資・元大蔵省財務官、青山学院大学教授)、「日本における近年の市場規制の動向について」(鎌田 隆志 氏、金融庁 総務企画局 市場課 市場取引対応室長)のほか「データの費用対効果分析」、「進化する日本のマーケットと規制情勢におけるデータの役割」、「レイテンシーとインフラ:加速かギアチェンジか?」、「査定および価格設定」などのパネル・ディスカッションや、その他プレゼンテーションが行われた。


 ブースを出展していたスポンサー企業は6社。金融機関においてマーケットデータ、レファレンスデータ、企業データなどに関わる担当者へソリューションやサービスの説明、デモンストレーション、質疑応答などが行われ、また、サミット閉会後はカクテル・レセプションが行われた。「金融機関が直面している様々な課題や市場規制への対応について、具体的なアプローチを試みた有意義なサミットになりました。弊社は、LEI (取引主体識別子:Legal Entity Identifier)と非流動性証券の価格設定についてのパネルディスカッションに参加しましたが、業界の方からの強い関心をあらためて感じました。」(スポンサー企業の1社であるSIX Financial Informationコメント)


 世界を瞬時に駆け巡る金融マーケットデータ、ITとグローバルネットワークの進化によりオープン化とフリー化が加速している。そのため、手に入れやすくなったマーケットデータを如何にビジネスに応用できる知恵・知識レベルにまで昇華し、競争力の源泉となる意思決定プロセスに活用することができるかどうかがカギを握る。当サミットでは、加工分析手法に関するノウハウやナレッジを最新鋭のテクノロジーと融合した各社のソリューションがケーススタディと共に紹介された。
東京金融情報サミット2013を通じて、参加者同士の新たなネットワーキングと共に次なるビジネスの芽生えにつながることに期待したい。


◎「東京金融情報サミット2013開催」写真レポート
金融データ・テクノロジーをハイライト
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/jo1szov6v-3242/#_3242


◎SIX Financial Information
SIX Financial Informationは世界の金融情報の収集から配信までを手掛ける、業界のリーディング・カンパニーです。


◎S&P Capital IQ
S&P Capital IQは、ザ・マグロウヒル・カンパニーズ・インク(NYSE:MHP)のブランドであり、世界中の機関投資家、投資顧問会社および資産運用会社を対象に様々な資産クラスのデータ、調査リポート、指数および分析の提供者として業界を主導しています。


◎Thomson Reuters
トムソン・ロイターは企業と専門家のために「インテリジェント情報」を提供する企業グループです。


◎Arcontech
Arcontech は金融マーケット向けソフトウェアのプロバイダーです。リアルタイムなマーケットデータシステム、金融フロントオフィスのディーリングルーム向け商品、およびグローバルなデータ配信に注力しています。


◎Bloomberg
ブルームバーグは世界中の金融や法律をはじめ、あらゆるビジネスにかかわるプロフェッショナルたちが必要とする分析機能やデータを一つのプラットフォームにまとめてご提供する情報配信のリーディングソースです。


◎Bureau van Dijk
ビューロー・ヴァン・ダイクは、全世界の上場・未上場企業の膨大な財務およびM&A 関連情報を、企業の選定、調査、分析、管理に役立つ分析ツールと共に提供しています。


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【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


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