(VOL.658)金融ビジネスイノベーションと刺激の連鎖「FIBC2013」レポ(3)
2013年3月18日(月)、電通国際情報サービス(ISID)主催により開催された「金融イノベーションビジネスカンファレンス FIBC2013」に登壇した企業の紹介です。
(本日のコラムでは5社を紹介)
●決済/販売促進
ロイヤルゲートの「PAYGATE」は、スマホ決済、ポスレジ、ウォレットアプリとサービスを拡充していく予定。決済に関するプラットフォームとしての展開を目指し、決済専用機器の代替や消費者の行動と連携したポイントやクーポンとの連携に向けたSDK(ソフトウェア開発キット)やAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)の公開を進めているという。
http://www.paygate.ne.jp/
●投資判断情報
ホットリンクの「ソーシャルメディアBloomberg」は、ホットリンクが持つマーケティングテクノロジーを金融に応用し、世界の金融業界で多数のトレーダーが使用するBloomberg端末向けにソーシャルデータ分析による株価との相関から、投資家に投資判断材料を提供していくという。
http://www.hottolink.co.jp/
●個人信用情報
マイクレジットの「myCredit」は、自分の個人信用情報を無料で確認することが出来るサービス(分析レポートは有料)。米国では、住宅ローンの申込み時、審査が通らなかった時など、カード会社の入力間違いやなりすましによる原因で自分の信用力に問題が発生していないかどうかをチェックする仕組みが整っており、今後、日本においても資産だけでなく負債についてもチェックする習慣(ヘルスチェック)を根づかせていきたいという。
https://www.mycredit.jp/
●請求
スタンドファームの「Misoca」は、小規模企業向けのクラウド請求書管理サービスで、SEO対策や口コミにより主に個人事業主を中心に4,500社が登録している。請求書作成後の印刷~封入~郵送の手間を省くことが出来ると共にクラウド上でデータを管理、今後は代金回収サービスとして口座振替決済機能など拡充していくという。
http://www.misoca.jp/
●家計簿/販売促進
ブレインパットの家計簿・支出管理アプリ「ReceReco」は、激戦区にある家計簿の分野で30万ダウンロードを達成するなど、手軽でシンプルな操作性によりライフデザインの変化を捉え、レシートから読取った明細情報や電話番号による店舗情報などからO2O(オンライン・ツー・オフライン)におけるリアルなレコメンデーションの機会を提供していくという。
https://www.facebook.com/receipt.recorder?group_id=0
◎電通国際情報サービス(ISID)
「金融イノベーションビジネスカンファレンスFIBC2013」取材レポート!
金融イノベーション企業、ベンチャーキャピタル、金融機関が一堂に会する場を提供
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/pr/20130318
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