<検証&リバランス、経済情勢の変化への知見と肌感覚を磨く>
◎2012年7月3日(火)更新
2012年6月30日、T&Cフィナンシャルリサーチは、「中国株二季報」の最新版となる2012年夏秋号(2001年の創刊から22号目)を刊行したと発表した。
グローバルリンクアドバイザーズの戸松信博氏による相場見通しと注目30銘柄を全100ページにわたり掲載、決算内容と今後の見通しを徹底解剖した514銘柄に加え、その他500銘柄を追加した全1014銘柄情報や、セクター別主要12業種の最新動向と今後の見通しを占う業界天気予報の他、ETF主要41銘柄一覧、主要指数の推移、指標ランキング、中国株Q&Aなど、計848ページを3,150円(税込み)で発売するという。
2012年7月2日、 亜州IRは、「中国株四半期速報」の最新版となる2012年夏号の発売を開始した。
厳選400社(香港上場の主要282社、本土B株上場の全108社、米ADR上場10社)の銘柄情報を掲載 、香港282社は写真および資本構成図を掲載、巻頭特集として「株式相場の動向&注目6業界の分析」、巻末付録として「中国株の基礎知識」など、2,900円(税込み)で発売するという。
中国の株式市場への投資は、中国株を取扱う主な証券会社(アイザワ証券、SBI証券、東洋証券、内藤証券、マネックス証券、むさし証券、ユナイテッドワールド証券、楽天証券)や、香港証券取引所の上場銘柄で時価総額と流動性が最も高い中国株式25銘柄で構成する株価指数「FTSE中国25」証拠金取引(くりっく株365)を取扱う金融機関(岩井コスモ証券、インヴァスト証券、岡三オンライン証券、カネツFX証券、カブドットコム証券、KOYO証券、スター為替証券、マネックス証券、豊商事)の他、CFD取扱金融機関などを通じて売買を行うことができる。欧州債務危機などにより、足元で何が起こるか予断できない世界の株式市場ではあるものの、より豊かな暮らしを求め社会インフラの整備を進める新興国市場が持つ潜在的なマーケットの成長余地に疑いは無い。
5年後、10年後の中国をはじめとするアジア圏の未来像をイメージし、その実現を支える企業を複数の業種から複数の銘柄を見出し、「中国株二季報」、「中国株四半期速報」の新刊発売を目安に定期的に観測することで、実際の企業業績の推移と社会情勢を鑑みて自分なりのポートフォリオを検証&リバランスを繰り返し、メンテナンスすることで一部の資産形成をそれぞれの経済成長率に合わせたパフォーマンス分野への挑戦と位置づけ、取り組んでみたい。
また、パフォーマンスを追及する一方で、検証&リバランスを通じて学ぶ経済情勢の変化に対する知見と経験、そして何よりもその肌感覚こそが、社会情勢の急速な変化に対応し、生き抜くすべを見出す最大リターンになると考えてもいいだろう。実質的な資産の増減だけが、投資活動の結果の全てではない。
◎中国株の最新情報を読み解く
二季報(2012年夏秋号)/四半期速報(2012年夏号)発刊へ
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/j_intro/chaina1/
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