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(VOL.529)スマートフォン・タブレット端末の利便性向上と動作検証
ウェブ管理者2012/09/14 10:20:00

<スマートフォン・タブレット端末の利便性向上と動作検証>
◎2012年9月14日(金)更新


2012年9月13日、カブドットコム証券は、スマートフォンやタブレット端末からネット振込サービス(「ネット振込(EDI):三菱東京UFJ銀行」、「じぶん銀行決済:じぶん銀行」)を利用して入金できるサービスに対応したと発表した。いずれも利用手数料は無料で、最大1,000万円の即時入金が可能になる。カブドットコム証券では、カブボードや会社四季報など取引をサポートする投資情報の一部をスマートフォンに最適化し、更なる利便性の向上を進めていくという。


2012年9月13日、ソフトバンクモバイルは、従来よりも薄型化(18%)、軽量化(20%)、ディスプレイ拡大(4インチ)、超高速ワイヤレス接続を実現、最新バージョン(iOS 6)がインストールされた「iPhone 5」の予約受付を9月14日午後4時から開始し、2012年9月21日から日本で発売すると発表した。


2012年9月13日、FXブロードネットを運営するFXトレーディングシステムズは、FX取引アプリ『FXブロードネット for iPhone』におけるiPhoneおよびiPadの次期OSである(iOS 6)のリリースに先行してβ(ベータ)版での動作検証を進めている中、入力に関する不具合の現象が確認できており、対応版をリリースして利用可能環境の対象となるまで、新OS(iOS6.0)へのバージョンアップを行わないようアナウンスした。


2012年9月11日、マネックス証券は、(iOS 6)betaバージョンを用いて各アプリについての動作確認状況を公表、(iOS 6)にアップデートした場合、各アプリの機能が一部正常に動作しない恐れがあると注意勧告した。


利用が広がるスマートフォン・タブレット端末の利便性が向上する一方、進化のスピードが加速する技術革新をマネージする基本ソフトへの動作検証、推奨環境の告知、対応見通しなどをいかに事前にアナウンス出来るかもサービス上の重要なファクターとなりつつある。特に金融サービスの利用においては、一般的で身近になったスマートフォンに対する安全神話に頼ることなく、セキュリティーを含めインストールによる影響を見据えたチェックを促すための安全弁の仕組づくりの行方にも注目したい


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【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


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