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(VOL.1063)楽天証券、TOHOシネマズ 日本橋(コレド室町2)を会場に、20代~40代&初級者向け投信セミナー「ステキな未来を考える!資産形成セミナー」を開催!URL
ウェブ管理者2015/06/22 10:21:47

 2015年5月16日(火)、楽天証券(以下、同社)は、資産運用の初級者に向けたセミナーとして、「ステキな未来を考える! 「資産形成セミナー」 」を開催した。セミナーは、「将来のためにちゃんと資産運用を考えたい」、あるいは投資信託をはじめたが、どの投資信託を選べば良いのかよくわからない」といった素朴な疑問に応える内容で構成され、商品としては主に投資信託についての魅力が紹介された。

 何より、今回の特長は、映画館であるTOHOシネマズ 日本橋を会場として開催されたことで、本来はエンターテインメント空間である劇場の18.7×7.9mの大スクリーンに投影される迫力ある映像や講演資料、ゆったりとしたシートでの受講で、参加者達は最後までセミナーを堪能した。

 商業・流通・経済・文化の中心地として発展してきた伝統ある町、日本橋に誕生した最新鋭のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ日本橋」はコレド室町2Fにある。開演時間前には参加者が続々と来場する。

 2Fに上がり、受付で受け取るパスでゲートを通過して、エスカレーターで最も座席数の多いSCREEN 7へ。カップホルダー付きの一般シートでも前席との間隔がゆったりと確保されており、スタジアム形式で前の人を気にすることなく受講できる。さらに、従来のシートに比べ、1.5倍という圧倒的な広さを誇るプレミア ボックス シートは、重厚な木目調のボードで仕切られたセミプライベート空間で、長時間の受講による疲れやストレスを感じさせないデラックスシートになっている。

 9スクリーン中で最大(18.7×7.9m)の大スクリーン。さらに都内で初めてドルビーの革新的なシネマ音響「ドルビーアトモス」を導入。一般のセミナー会場やカンファレンス会場では味わえない迫力あるビジュアルと音響の環境が用意されている。実際に開演後は投影された講演資料も大迫力で実に見易い印象を受ける。

 開演前には同社制作の投資信託に関するプロモーションムービーがスクリーンに映し出されたが、殆ど映画と変わらないクオリティー。その後、開演の挨拶に立った矢田氏は、来場の御礼の後、同社の投資信託サービスについて幾つかを紹介した。

 まず一つ目は、投資信託の新規買付時から算出基準日までの全期間を通じたトータルの損益金額が一目で分かる「トータルリターンサービス(動画もあり)」だ。2014年12月1日(月)から、「投資信託のトータルリターン通知制度」が始まったが、同社は制度開始を前に2014年8月よりサービスを開始しているという。

 二つ目は、基準価額等の情報を当日中に届ける「投資信託自動メール」。顧客の評価損益情報もメールで届くので、ログインせずに資産状況を確認できる。

 そして3つ目が、楽天証券で取引すると、楽天グループで利用できるポイントが貯まる「楽天スーパーポイント」。また、楽天銀行との連携サービスである「ハッピープログラム」は、楽天証券の取引で、楽天銀行ハッピープログラムのレベルが獲得でき、会員ステージに応じて、楽天銀行でのさまざまな特典が受けられるとPRして挨拶を終えた。

 開演挨拶の後、登壇した篠田氏は、投資信託のデータ分析業務、評価と市場調査等の豊富な経験を基に、「資産形成の土台」「投資信託の選び方のポイント」を紹介。資産形成が注目されている理由、投資信託とは?、投資信託選びのポイントを順序立てて分かり易く参加者にレクチャーし、初級者がリスクとうまく付き合うためには、投資先(資産)、購入タイミングが分散できる投信積み立てを利用するのも選択肢と説明した。

 休憩を挟んで、資信託の運用会社DIAM(ダイアム)アセットマネジメントの麻木氏が挨拶。冒頭では堅調な株式相場やアベノミクスなど、簡単にマーケットについて触れ、国としても資産形成を後押ししていることから、今後もNISAなどが市場を下支えするとの見通しを語った。

 また、投資信託については、先日の日経新聞の記事「残高が100兆円を突破」を取り上げて紹介。アベノミクス効果により、直近2年間で投信残高が68%増加。直近1年でも20兆円増えたほか、12か月連続で残高が増え続けていると記事の内容を紹介した。最後に、参加者がリスクや商品の内容をしっかり認識した上で、資産形成が順調にいくことを祈念すると述べて挨拶を終えた。

 続いて登壇した伊藤氏は、大スクリーンをバックにステージ上を動き回りながら張りのある声で精力的なプレゼンテーションを展開。社名の「DIAM」は「D(第一生命)」、「I(みずほFG=旧 日本興業銀行(The Industrial Bank of Japan))」、「AM(アセットマネジメント)」を表すことを冒頭で紹介した後、マーケットや資産運用の基礎などについて説明。また後半は、同社の扱う追加型投信で、ファンドオブザイヤー2014 優秀ファンド賞を受賞した国内外の6資産に分散投資する「クルーズコントロール」を紹介し、大きな損失を抑制する「下値目安値」、相場局面に応じて現金比率を増減させる仕組みについてPRした。

 最後に質疑応答の時間が設けられ、改めて登壇した篠田氏と伊藤氏が事前に寄せられた「投資信託やNISA(少額投資非課税制度)」に関する質問について回答し、セミナーは無事終了した。

 同社としては初、証券業界でもおそらくは例が無いであろう、シネマコンプレックス「TOHOシネマズ日本橋」を舞台とした初級者向けセミナー。エンターテインメント空間の快適さと施設の強みを活用したこうした取組が、資産運用を意識する層が気軽に投資に触れ合うきっかけ作りへ繋がることを期待したい。

◎詳しくは取材レポートをどうぞ
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/jozj5m3o5-3636/#_3636

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【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


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