<金融クラウド活用広がる、効率的かつ継続的な競争力の確保へ>
◎2012年5月2日(水)更新
2012年5月1日、NTTデータ イントラマートは、2,500社を超える顧客基盤と100社を超えるパートナー基盤をベースにWebシステム共通基盤のIT投資の最適化導入の知見を最大限に活かしたクラウド推進計画を提供する新たなコンサルティングサービス『intra-mart クラウドコンサルティングサービス』の提供を開始すると発表した。
合わせて子会社のイントラマート・シー・エス・アイより、実行環境などプラットフォームを提供するPaaS( Platform as a Service)型クラウドサービス『Cloud-Base(クラウドベース)』を提供するという。
2012年4月27日、フュージョン・コミュニケーションズは、クラウドサービス「FUSION Cloud」の提供を2012年4月27日(金)より開始すると発表した。
CPU・ストレージなどインフラを必要な分だけサービスとして提供するIaaS(Infrastructure as a Service)型パブリッククラウドサービスでありながら、独自クラウド技術とハイスペックな基盤を採用することで高い信頼性を確保すると共に外部サービスとの柔軟な接続や拡張を実現、利便性の高いサービスの提供とクラウド型コミュニケーションサービスの企画・開発を進める予定という。
2012年4月16日、東京証券取引所、サンガード、KVH、エービーエヌ・アムロ・クリアリング証券との4社による証券会社向けの次世代トレーディングセミナー 第3回「これからの競争に勝ち残るための取引インフラとその整備」が東証ホールで開催された。
金融機関が収益機会の拡大と多様化を実現するための新たな戦略を成立させる重要なファクターとして、ネットワーク、データセンタ、マーケットデータ、アルゴリズムエンジン、取引執行システムの5つを挙げた。
その他にも、2012年3月12日、インターネットイニシアティブ(IIJ)およびIIJグローバルソリューションズは、中国国内におけるクラウドサービスの提供に向けて、中国電信(チャイナテレコム)と戦略提携し中国国内向けにクラウドサービスを共同で展開ことで基本合意したと発表、2012年3月9日、GMOクラウドは、2BCP(事業継続計画)とセキュリティ対策をテーマに『クラウドで実現するBCP ~迅速に業務を再開するその仕組みとは~』を開催、2012年2月20日、サヴィス・コミュニケーションズによる、オープン型クラウドサービス「Savvis Symphony Open(サヴィス・シンフォニー・オープン)」のリリースに合わせた記念セミナーを開催した。
加速的に進化するインフラ技術革新によるコストパフォーマンスの享受、いたちごっこが繰り返えされるセキュリティー対策の高度化、時間を追う毎に堆積する運用にかかるリソース面の負荷を常に最新基盤で代替することで事業運営の損益分岐を押下げ、より効率的なオペレーションと先鋭的かる継続的な競争力の確保を目指すべく、クラウドの活用による新たなサービス運営スタイルの登場とその動きに注目したい。
(VOL.426)目的を共有し変革へ、次世代トレーディングセミナー現地取材
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/bbylmde3p-74/#_74
(VOL.401) クラウド化の範囲と活用は千差万別、業務の透明性と安定化へ
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/bbbj28i02-74/#_74
(VOL.396)金融機関のビジネス・モデルを変革、クラウドで実現するBCP
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/bbnular6a-74/#_74
(VOL.388)金融クラウドサービスへのシフト、金融ノウハウの海外展開
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/bbvc52rjs-74/#_74
(VOL.386)クラウドによる資源の最適化、本来業務へのシフト
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/bbegabr8f-74/#_74
-以上-