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(VOL.380)マルチ化で広がる選択肢、新たな判断支援情報に期待URL
サイト管理者2012/02/13 07:39:10


<マルチ化で広がる選択肢、新たな判断支援情報に期待>
◎2012年2月13日(月)更新


2012年2月10日、クロスブリッジは、提携先パートナーのテクノロジープロバイダーGold-i社が、FX、先物、株、CFD、インデックスをMetaTrader4/5上で取引が行えるGateBridgeを開発し、MetaTrader4/5の性能を拡張したと発表した。
これにより、世界的に有名なFX取引プラットフォームである「MetaTrader」を提供するブローカーに対して新たなマルチアセット取引に対応するためのリクイディティープロバイダーに効果的かつ費用対効果の高い手段で接続が出来るようにすることで、投資家に新たな商品の取引機会を「MetaTrader」プラットフォーム上で提供できるようになるという。


2012年2月8日、世界約140か国で展開するグローバルブランドを持つ米大手外国為替証拠金会社ゲイン・キャピタルグループの日本法人であるフォレックス・ドットコムジャパンは、既に提供している「MetaTrader 4」に加え、新たな自動売買取引ツールとして、Tradency社(イスラエル)が開発した「Mirror Trader」を2月8日より正式リリースすると発表した。
これにより、投資家はあらかじめ用意された300以上ものストラテジーから選択するだけで「自動売買」が可能となり、「裁量取引」の他、決済だけを自動売買に任せる「セミオート機能」などを利用して、「MetaTrader 4」と同様に1,000通貨単位から取引を始められることが出来るようになるという。
フォレックス・ドットコムジャパンでは、提供する3つの取引システム(「MetaTrader 4」、「Mirror Trader」、「FOREX Trader」)の比較表を公開している。


近年、投資家のニーズと取引スタイルに合わせて、マルチツール、マルチチャネル、マルチプロダクトといった様々なマルチ化対応が広がっている。一方で、選択肢が広がるほどにどれが自分にとって最適であるか、利用者自身がどのような観点でニーズやスタイルを整理し、どのような情報を集めて判断すれば良いか迷う場面も増えてくるだろう。
いかに投資家視点で選択を支援するアドバイスが出来るか、細分化された投資家一人一人の立場から選択の判断に役立つプレゼンテーションコンテンツが更に充実していくことに期待したい。


なお、マネー月刊誌・日経マネーでは、毎年この時期に個人投資家向けに大規模なアンケートをとっており、今年で6年目となる「個人投資家白書2012」を実施開始、昨年は12,000人の回答があり、他に類を見ない、学者も注目する、大規模な投資家調査という。
怒涛の2011年をどう乗り切ったのか?、さらに2012年、どんな戦略を練っているのか?
募集期間は2月10日~2月20日深夜まで。回答者の中から抽選で1名に5万円、5名に1万円、10名に5,000円の商品券、50名に500円の図書カードなどをプレゼントがあるという。是非この機会に一度応募してみたい。


★日経マネー「個人投資家白書2012」アンケートはこちらから!
https://aida.nikkeibp.co.jp/Q/R015693JN.html

◎Gold-i Turns MetaTrader into Multi Asset Trading Platform(英語)
http://www.gold-i.com/?p=760

◎Gold-i Gate Bridge(英語)
http://www.gold-i.com/?page_id=11


◎フォレックス・ドットコムジャパンの3つの取引システム比較
「MetaTrader 4」、「Mirror Trader」、「FOREX Trader」
http://jp.forex.com/jp/features/systemchoice.shtml


-以上-


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【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


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