<お薦めのサービスを集積、ロイヤリティの熟成と囲い込み>
◎2012年6月6日(水)更新
2012年6月1日、東証コンピュータシステムは、ケイ・オプティコムが6月1日(金)から提供を開始したタブレット端末を活用した新しいライフスタイルを提案する暮らし向上サービス「eoスマートリンク」に、東証コンピュータシステムが提供する「みんなの会社情報」をリリースしたと発表した。
個人のインターネットの利用スタイルが、パソコンや携帯からスマホ・タブレットといった多様な機器へと変化しつつある中、光ファイバーインターネット接続サービス「eo光ネット」に8つのサービスカテゴリー(生活情報、ヘルスケア、お買い物、アプリマーケット、エンターテインメント、セキュリティ、情報提供、ホームICT)で27サービスをラインアップし、さまざまなサービス提供事業者が進展するホームネットワーク関連サービスを組み合わせ、Androidタブレットを活用した新たな利用シーンを提案していく。今回、情報提供サービスカテゴリーにおいて「みんなの会社情報」と連携することで、就職活動中の学生や投資家など企業に興味を持つ利用者向けに会社情報、株価情報、チャート、企業PR、決算データ、IR資料、イベントカレンダーなど様々な会社情報を閲覧することができるようになるという。
なお、各種サービスの利用料は「eo光」とまとめることができるため、サービス毎にクレジットカード情報を登録する煩雑さがなく、安心・便利に利用できる。
2012年5月31日、KDDI、沖縄セルラーは、au Smart Sports Fitnessにおいて「auスマートパス」スタンプカード連携開始と「Facebook自動投稿機能」の提供を開始すると発表、Fitnessアプリでプログラムを実行するごとにauポイントと交換できるスタンプが1回付与され (上限20スタンプ/日) 、アプリを利用するだけでauポイントがたまるという。また、2012年3月27日、KDDI、沖縄セルラーは、2012年3月1日にサービスを開始した500本以上の人気アプリをひとまとめにして月額390円 (税込) で提供する「auスマートパス」の会員数が、本日で50万を突破したと発表した。
ライフスタイルを形成する様々なサービスをワンストップに統合し、お薦めのサービスを集積(アグリゲーション化)することで選び出す手間を簡素化し利便性を高め、その付加価値への利用者のロイヤリティを熟成していくことでタブレット端末に必要な通信インフラ(回線・インターネット接続サービス)を通じた生活周りのあらゆる代金決済を含めた利用シーンに対する囲い込みが広がっている。今後の業界勢力図の行方と利用者の生の声に注目していきたい。l
◎東証コンピュータシステム
Webサイト版「みんなの会社情報」
http://www.ir-service.net/
◎ケイ・オプティコム
「eoスマートリンク」提供サービス一覧
http://www.k-opti.com/press/2012/press14_1.html
「eoスマートリンク」
http://eonet.jp/sp/eosmartlink/
(VOL.419)広がるアプリとサービスのパッケージ発売、安心できる環境へ
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/bbwb2bcsd-74/#_74
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