金融&IT業界の情報サイト
 
 
 

(VOL.990)できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える、アジアNo.1のインキュベーターを目指して「Samurai House in Israel」URL
ウェブ管理者2015/02/05 19:20:55

 アジアNo.1のインキュベーターを目指すサムライインキュベートは、日本、イスラエルそして世界をつなぐハブとなるべく「Samurai House in Israel」を経済などの中枢都市テルアビブに2014年に開設。イスラエルのベンチャー/スタートアップ企業への投資やメンタリングのほか、文化交流を目的としたミートアップイベント(Samurai Night)の開催など、両国の起業家・行政・投資家をつなぎ情報発信を行っている。

 2015年2月2日(月)、グッドウェイは、同社 Operation Manager 安藤 庄平氏を訪ねた。
(以下、写真左が安藤氏。写真右はスタートアップ企業watermelon社の創業メンバー)

 サムライインキュベートはこれまでにも米国やアジアなど様々な都市で海外イベントを主催してきた中で、海外進出の最初の拠点としてイスラエルを選択。開設した「Samurai House in Israel」は、テルアビブ中心街で便利なロスチャイルド通り沿いにあり、さまざまな勉強会のほかケンダマナイトなど、日本らしさを演出した飾りや文化で世界から来た人をもてなす憩いの場を提供している。

 安藤氏によると、世界の最先端企業の研究開発組織が集積し、米国市場をはじめ世界中で上場しているイスラエル企業は多数ある中、ヨーロッパやアメリカはもちろんのこと、既に韓国や中国からのアクセスは多数見られるが、日本はまだまだ大きく出遅れているという。日本に対してはとても友好的で寿司やアニメなど人気もあるそうだ。
(以下、安藤氏と並ぶのは、イスラエルのスタートアップ支援企業STARTUP EAST社のCOO)

 今後、足元では、モバイルやIoT(Internet of Things)などICT(Information and Communication Technology)関連のスタートアップ企業を中心に、創業の最初期にあたるシードステージの企業30社ほどに投資をしていく予定。イスラエル国内のスタートアップ企業数は数千社にのぼるとも言われており、日本との将来のビジネスコラボレーションに向けたポテンシャルはとても高いと見ているという。

 日本を元気にするため、そして、世界中の社会問題や課題の解決に向けたビジネス創出を通じて世界中の雇用を生み出し、経済と平和に貢献していきたいと語った安藤氏。今後のサムライインキュベートの取組み、イスラエル企業と日本企業のコラボレーションの行方に注目したい。

<イスラエル各地を巡って>

 イスラエルは金・土が週末(日~木がビジネスデイ)。主な公共交通手段はバスとタクシー(地下鉄は無く、鉄道を利用することも少ない)。多くの他国と隣接する地域がら、イスラエルでは男女ともに兵役の義務があり、国境の警備、入出国時のセキュリティなど厳格な姿勢と国民ひとりひとりの意識が高く、想像以上に安心して過ごすことができる。
 欧米企業との最先端分野で培われたイスラエル企業の技術や発想、小さな国であるがゆえにグローバル市場に目を向けて取り組む強いパッションが、日本のイノベーション/新産業創出につながることを期待したい。

◎詳しくは写真ニュースをどうぞ
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/jonqz8gfu-3242/#_3242


コラム一覧

最新ニュースヘッドライン

投資家や金融業界に向けてイベント、サービス情報など配信中!



【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


注)当コラムに掲載された情報の正確性・完全性については最善を尽くしておりますがその内容を保証するものではありません。
 当コラムは、特定の商品、企業への投資を推奨するものではありません。当コラムの情報を元に投資をし、損害が生じたとしても、執筆者及び執筆者の属する団体は一切の責任を負いません。
 その他、当コラムを利用したことに起因又は関連して生じた一切の損害(直接的であると間接的であるとを問わない)について、執筆者及び執筆者の属する団体は一切の責任を負いません。

 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.