本年最後の取材レポートは、大納会の様子です。ゲストの佐藤真海さんの講演、メディアの撮影場所抽選の裏舞台、安倍首相のメッセージなど、写真満載でお届けしています。金融ITメディアとしての活動も本日で年内終了です。今年も無事に一年を締めくくることができたことを心より感謝したいと思います。良いお年をお迎え下さい。
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【挨拶】日本取引所グループ 斉藤 惇 氏 『今年の株価の上昇率は世界最大に』
大納会の冒頭に挨拶に立った日本取引所グループ 取締役兼代表執行役グループCEO 斉藤 惇 氏は、参列者への御礼と共に「今年の株価は約56%上がったが、これは世界最大の上げ幅であり、2位のNY証取のおよそ25%をダントツに引き離した」と今年の株価の動きを振り返った。また、「日本取引所グループのスタートとしては上々の年となったが、今後も足元をしっかり固めながらご支援いただく皆様と一緒に歩んでいきたい」と語ったほか、歴代の首相として初めて大納会に出席した安倍首相に対しても「過去30年以上の歴史を持つ取引所にとっても大変光栄なこと」と謝辞を述べた。
【挨拶】特別ゲスト 安倍 晋三 首相 『来年は午(うま)年。午の尻下がりという人がいるが、来年はウマくいきます。来年もアベノミクスは買いです。』
続いて挨拶に立った安倍首相は「せっかく大納会に出席するのに朝から株価が下がったら嫌だなと思っていたが、年初来高値。これぞ取引所の『おもてなし』ではないか。」と挨拶して笑いを誘った後、「今年は巳年で新しいことがスタートする年。相場、取引所、そして、3本の矢の新しい経済政策でデフレ脱却に挑んだ年」と語り、「昨年の今頃、アナリストによる2013年の株価予想平均はたったの+1,000円高だった。しかし株価は60%近くも上がり、これは日本列島改造論の1972年以来のこと」と、株価の好調さ強調した。さらに「上場企業の経常利益も5割り増しになり、冬のボーナスも増えた。大切なことはお金を使ってぐるぐる回すこと、つまりおカネを皆さんがしっかりと使うって循環させること」、「今年9月、訪米した際にニューヨーク証券取引所を視察し、講演で ”Buy My Abenomics” と日本への投資を呼びかけた」と述べた後、最後に「来年は午(うま)年。『午の尻下がり』という人もいるが、これは忘れてください。来年はウマくいきます。来年もアベノミクスは買いです。良いお年をお迎えください。」と挨拶を締めくくって満場の拍手を浴びた。
【挨拶】特別ゲスト 佐藤 真海さん 『熱い想いが集まれば、世の中に大きなことを起こしていける。』
最後に挨拶に立った佐藤真海さんは、「今年は東京オリンピック・パラリンピック招致活動で最終プレゼンテーターとして経験した感動が心に強く残っています。皆がひとつになって熱い想いを結晶させることができ、日本人であることを誇りに思います。」と語り、「熱い想いが集まれば世の中大きなことを起こしていける」という経験を踏まえ、社会人になる来年以降もチャレンジしていくと挨拶した。
(取材レポート)
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