<新興29カ国の専門情報配信、情報の拡散と活用への変革>
◎2011年10月14日(金)更新
2011年10月13日、モーニングスターは、新興国の経済・投資をテーマに独自の視点で情報を発信する日本初のメディア「エマージングマーケットアイ・EMeye(Emerging Market Eye)」の提供を開始すると発表した。
個人投資家の新興国投資をサポートする情報環境として、注目度の高い29カ国について、最新ニュース、経済情報、金融商品の関連情報、フォトギャラリーなど豊富な写真とともに日々15本前後の記事を提供していくという。
ビジュアルな写真を多用し、画像の見出しから記事を読めたり、よく見られた記事、市場時価総額、GDP、人口のランキング情報や、記事の中に同一のキーワードを含む関連度の高い順に他の記事を表示するなど、ユーザ指向性の高い情報提供ツールとして、今後の展開が楽しみなサイトが登場した。
新興国の経済・投資の専門サービスといえば、株式会社ザ・スリービーが運営する「ワールドインベスターズ」(SNS 現在のユーザー数 6413人)や、「ワールドインベスターズ.TV」(世界の投資・経済・ビジネス情報をライブ・オンデマンドなど合わせて1,000タイトル以上を放送、六本木のワールドインベスターズトラベルカフェにて多数のイベントや生放送) があり、先月の9月22日~23日には「ワールドインベスターズ.TV 24時間公開生放送」を行い登場するゲストや活動の幅も広がっている。
個人投資家の国内株式の売買代金が伸び悩む中、新たな商品として外国株、投信、ETFやETN、FXやCFD、海外商品先物など様々な金融商品の取扱いが広がる中、密接に絡み合うグローバル投資情報、特にこれまでなかなか集めることが出来なかった新興国をテーマとした専門情報の提供サービスも拡充してきた。
特に、従来のテキストベースのニュースに加え、より直感的な画像や動画も増えてきており、キーワードやタグ情報の付加による読み手の興味関心を途切れさせないユーザーオリエンテッドな提案型コンテンツ提供のスタイルも登場してきた。
スマートフォンやソーシャルネットワークの進化によるライフスタイルの変化と共に情報の拡散と活用への取り組みも変革を迎えている中、「見える化」されたことにより気づかされる新たなビジネスフィールドとその好機を見逃さないよう、今後も各社サービスへの取り組みと業界の動向から目が離せない。
多くの日本人が自分の足で海外へ飛び出していく時期が近づいている。
<ご参考>
「EMeye」http://www.emeye.jp/
「ワールドインベス ターズ」http://worldinvestors.jp/
「ワールドインベスターズ.TV」http://www.worldinvestors.tv/
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