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(VOL.186)デイリーコンテンツの提供、地道で継続的な取組みに期待!
サイト管理者2011/04/27 09:28:46

<デイリーコンテンツの提供、地道で継続的な取組みに期待!>
◎2011年4月27日(水)更新


2011年4月25日、IGマーケッツ証券は、金や原油先物などコモディティ銘柄より毎日1銘柄を取り上げ、様々なテクニカル指標をもとに自社のアナリストチームによるチャートの見方や分析手法について説明する「テクニカル分析レポート」の提供を開始すると発表した。


これにより、IGマーケッツ証券のコメンテーターやアナリストチームによる経済ニュース解説や相場動向と今後の見通しや注目点などの情報が得られる「今日のファンダメンタルズ」、テクニカル指標をもとにチャートから見た為替や商品相場の見通しなどの情報が得られる「今日のテクニカル」、国内外の具体的な個別株戦略に役立つニュースが得られる「個別株コメント」(T&Cフィナンシャルテクノロジーズ社提供)と、3つのデイリーコンテンツをホームページ上で提供、


また、月1回の更新コンテンツとしてIGマーケッツ証券の水野浩一郎氏によるコラム「新投資スタイルのススメ」(雑誌「FX攻略.com」にも連載)を提供、同氏の機関投資家としてトレーディングを経験した投資家の視点から、バイナリーオプションやCFDなど、初めての個人投資家にとって直感的に取り組みづらい商品の特徴や取引の具体例を交えてわかりやすく紹介している。


2011年4月22日、金融情報配信大手のQUICKは、NYMEX(ニューヨークマーカンタイル取引所)、CBOT(シカゴ商品取引所)、LME(ロンドン金属取引所)など海外商品取引所情報を拡充し、リアルタイム/ディレイド情報を証券会社や銀行などの金融機関、一般企業、官公庁等向けに提供を開始すると発表した。2011年7月にはICE(インターコンチネンタル取引所)欧州先物情報もリアルタイムでサービスを提供する予定という。


インフラの整備とITの高度化により様々な分析支援ツールや膨大な即時性の高いグローバルな情報コンテンツの提供が溢れてきた中で、初心者からプロまで幅広い投資家に向けて業界や取引の仕組みの理解を促し、取引を左右する判断材料として情報やツールを使いこなすまでのリテラシーの育成支援ができるか、これからの取引所、取引業者、情報ベンダーによる投資家ひとりひとりに向けた地道で継続的な取組みと新たなプレゼンテーションに期待したい。


-以上-


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【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


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