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(VOL.818)ボストンテクノロジーズCEO ジョージ ポペスク 氏 来日インタビュー、新サービス「ゼロスプレッド」リクイディティ提供に迫るURL
サイト管理者2013/11/28 16:20:23

 この度、ボストンテクノロジーズ・ジャパンは、今秋より金融商品取引業者、海外機関投資家、ファンド運営者等を対象に「ゼロスプレッド」によるリクイディティ提供サービスを開始。サービス提供元で米国・ボストンに拠点を置くボストンテクノロジーズCEO ジョージ ポペスク 氏がこのほど来日したことから、国内で初めて同サービスを導入(法人向けのみ、個人投資家向けは準備中)したFX企業 フォレックスクラウン 執行役員 冨田 修 氏を交え、それぞれのサービスと今後の展開についてインタビューを行いました。(2013年11月6日、ボストンテクノロジー・ジャパン日本支社にて)


(Q)今日は宜しくお願いいたします。ではまず、ボストンテクノロジーズ・ジャパンのプロフィールを簡単にお願いします。


(A)はい。ボストン テクノロジーズは米国マサチューセッツ州ボストンで2007年に設立された、機関投資家やブローカー向けにFXやCFDの取引ソフトウェアの開発やプラットフォームを提供している企業です。Inc. Magazine誌が一昨年に発表した2011年の「米国で最も成長している企業500社」では143位にランクされるなど急成長し、同年10月には東京に日本支社「ボストンテクノロジーズ・ジャパン株式会社」を設立しました。最新のMetaTrader4(MT4)導入に関するサービスや競争力のあるリクイディティを、金融商品取引業者、海外機関投資家・超大口投資家等に提供し、日本支社と米国本社の日本人スタッフにより原則24時間の日本語サポートも行っています。


(Q)次に「ゼロスプレッド」について教えていただけますか。世界でも提供の事例は増えているのでしょうか?


(A)「ゼロスプレッド」はボストンテクノロジーズおよび戦略的パートナーでリクイディティ業務に特化したBT Prime社(両社をBT/BT Primeと表記)を通じて提供されます。「ゼロスプレッド」パッケージを利用することで、25万通貨を上限にスプレッドを支払う必要はありません。もちろん、重要指標時や市場の変動が激しい場合は、スプレッドが通常の銀行間レベルに広がることはあります。現在、ゼロスプレッドフィードでの提供は8通貨ペア(USD/JPY、EUR/JPY、EUR/USD、AUD/USD、EUR/GBP、USD/CAD、GBP/USD、USD/CHF)、それ以外の通貨ペアも低スプレッドで提供しています。今後、取引状況を見ながらスプレッドゼロの通貨ペアの拡大も検討したいと考えています。
今回、この弊社ゼロスプレッドサービスを日本で初めてサービス提供を開始いただくフォレックスクラウンのほか、世界的には、東欧、インドネシア、タイのブローカー数社で提供開始に向けた準備を進めているところです。


(Q)なぜ「ゼロスプレッド」のリクイディティが提供できるのでしょう。また、同様のサービスを提供しているところは他にもあるのでしょうか?


(A)近年、ドットフランク法などによる規制強化の影響で従来の主なカバー先である銀行がビジネスの柔軟な取り組みが難しくなった中、そのスペースに米国でヘッジファンドをはじめとする多くの新しいタイプの取引先(カウンターパーティー)がFX市場に参入してきました。これらの新たなカウンターパーティーは銀行に比べると小規模なこともあり、標準的な銀行が提供するリクイディティモデルとは異なる、フレキシブルでクリエイティブな新しいモデルを開発し、多様なリクイディティの提供を始めました。小口の取引のみを多数集めることでゼロスプレッドサービスの提供を目指す彼らとのパートナーシップにより実現が可能になりました。他社でも「ゼロスプレッド」のサービス提供に取組んでいるようですが、現時点では、まだロシアに数社あるという程度です。


(Q)このサービスの収益モデルはどのようになっていますか。


(A)BT/BT Primeとフォックスクラウンは、・・・


この続きは、以下の取材レポートをご覧ください。


【ボストンテクノロジーズ・ジャパン】
ボストンテクノロジーズCEO ジョージ ポペスク 氏 来日インタビュー、
新サービス「ゼロスプレッド」リクイディティ提供、フォレックスクラウンが
国内ファーストユーザーとして導入し、法人向けにレバレッジ最大1,000倍
によるサービスを開始へ!
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/jo4qldw3r-3636/#_3636


 


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【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


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