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(VOL.89)広がる外貨投資、資金移動の円滑化促進へ!
サイト管理者2010/12/03 08:41:31

 

<広がる外貨投資、資金移動の円滑化促進へ!>


2010年12月2日、楽天証券は2010年12月3日よりシティバンク銀行と「シティバンク・楽天証券外貨送金サービス」を開始すると発表した。


「シティバンク銀行のマルチマネー口座にある外貨」と「楽天証券の外貨預かり金」の外貨入出金手数料を大幅に下げ資金の移動を促すことで、円高局面にある今を機運とし外貨投資の活性化と新規顧客を獲得を狙う。


電話送金指示によるシティバンク銀行からの外貨入金時手数料(シティバンク銀行への支払い)は1回あたり通常4,000円が1,000円とし、


シティバンク銀行への外貨出金時手数料(楽天証券への支払い)は1回あたり通常手数料(米ドル 25USD、ユーロ 20EURなど)は発生するが、実質的な値引きとなる(出金回数×1,000円)を楽天証券総合口座へキャッシュバックするという。


対象通貨は、5通貨(米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドル)。


サービスの利用は、楽天証券に証券総合口座、シティバンク銀行にマルチマネー口座を開設した上でシティバンク銀行に「楽天証券専用の送金登録」することで可能となる。


今後、新たな資金移動業者の参入などにより手数料ビジネスの利幅が薄くなることが確実な情勢の中、いかに早期に顧客視点に立った利用目的と利用シーンに合致する利便性を追求・実現することで投資家が各金融機関に保有するマルチマネーの向かい先となり取り込んでいけるかどうかが勝敗のカギを握るといえる。


-以上-


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【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


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