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(VOL.240)板クリックで逆指値注文も、投資スタイルを確立せよ
サイト管理者2011/07/19 02:01:20

<板クリックで逆指値注文も、投資スタイルを確立せよ>
◎2011年7月19日(火)更新


2011年7月15日、GMOクリック証券は、2011年7月23日より、日経225先物取引専用ツール『レーザートレード225』を無料で提供開始すると発表した。インストールの必要が無く、パソコン環境にも依存せずにWindowsやMacでも、Internet ExplorerやFirefoxでもすぐに利用することができるという。
従来より株式取引(現物/信用/夜間)、先物・オプション取引に対応した『レーザートレード』を提供しており、その日経225先物”専用”の取引ツールとなる。


目玉は逆指値注文が板クリックで素早く注文できること。また、板画面上に表示されている注文や建玉をドラッグ&ドロップで簡単に注文の変更や取消そして決済注文を発注するなどマウス操作だけで簡単に取引することができ、さらには建玉指定決済、一括決済、全決済など多様な決済ができるなど、取引に必要な機能に特化し軽快な動作とスピードを追求したという。


2011年7月14日、FXプライムは、既に提供している次世代取引ツールとなるリッチクライアント版「PrimeNavigator」において、新たにチャート画面から直感的かつスピーディーに取引が出来る「チャート発注機能」を搭載する(7月下旬リリース予定)と発表した。


これにより、チャート画面上の右クリックで注文画面を呼び出したり、既に出している注文ラインを上下に移動させることで注文訂正ができるようになる。
また、テクニカル分析で発生する売買シグナルやニュース発生時のお知らせなど項目ごとに音声のon/offができる音声案内機能を装備、その他にもチャートの設定保存機能などが追加されるという。


めまぐるしく変化するマーケットの中で投資活動を長く継続していく為には、いかに素早く注文を出せるかということに加え、いかに利益を最大化し損失を最小化できるか、用意された機能を投資家自身が自分の考えに沿ってどこまで投資戦略に合わせて実践していくことができるかどうかにかかっている。
無料で提供されるツールの進化と合わせ、取引の組合せやエントリータイミングなど実践と共に投資家自身もその機能を活用できる投資スタイルを確立していく必要がありそうだ


-以上-


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【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


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