<SNSマーケティングを磨く、鍵を握るPDCAサイクルの実施>
◎2012年5月16日(水)更新
2012年5月15日、Passenger社と楽天リサーチは業務提携し、楽天リサーチが、Passenger社の保有するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用した調査システムを新たに導入し、年内に新たに「ソーシャルリサーチ」サービスの開始を目指すと発表した。
Passenger社は2005年に設立、SNSを活用した新しいコミュニケーションプラットフォームと高品質なマーケティングデータを提供。今回、楽天経済圏を活用した日本最大級の総合マーケティングリサーチへの応用などにより日本国内の市場での新サービスの浸透を図り、アジアマーケットでの展開を視野に入れて展開していくという。
日本IBMは、つぶやきブログやプロフィール登録によりユーザー交流ができるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)機能を統合した企業内ポータル・ソフトの新製品「IBM Intranet Experience Suite V8.0」を発表した。
従来個別に販売していたポータル機能やSNS、検索機能などをワンパッケージにしたことで料金を抑え、社員同士が意見交換したり情報を共有できるソーシャル型イントラネット・サイトをより低コストで実現できるようになるという。
2012年5月9日、ジャパンネット銀行は、公式Facebookページを開設したと発表した。
ジャパンネット銀行のオリジナルサービス「ワンタイムデビット(日本初のカード番号1回使い切りVisaデビットサービス)」をテーマの中心とし、利用者同士でネットショッピングに関連した有益な情報交換ができるコミュニティの形成を目指すという。
公式Facebookページではその安全性と利便性を訴求すべく、海外サイトでショッピングする利用者の生の声や、安心して海外サイトを利用するための情報の他、実際に担当者がワンタイムデビットを使ってショッピングする様子をレポートする企画を開始するなど、利用者の目線で使い方やメリットを伝えるコンテンツを拡充、また、専用ショッピングモールを経由すると150以上の有名サイトで1%のキャッシュバックが受けられる「ワンタイムデビットキャッシュバックモール」に参加する国内大手ECサイトのキャンペーン情報やセール情報なども掲載していくという。
社内外で利用が広がるSNS、まだまだ取り組みにおいて試行錯誤といった側面が残っている部分があるものの、全世界で約9億人が利用中というFacebookをはじめ、インターネットの世界で生まれる数多くの新たなサービスのテーマとして避けては通れない分野になりつつある。その新たな取り組みに対するPDCA(Plan:計画 Do:実施 Check:評価 Action:改善)サイクルを支援する周辺サービスや実際の改善事例など、SNSマーケティングを取り巻く最新動向に注目していきたい。
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<関連URL>
◎ジャパンネット銀行 公式Facebookページ
http://www.facebook.com/japannetbank
◎ジャパンネット銀行 専用ショッピングモール
「ワンタイムデビットキャッシュバックモール」
http://www.japannetbank.co.jp/service/payment/cardless/cbmall.html
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