<多くの学びと商談に期待、日本最大のIT専門展 開催!>
◎2011年5月10日(火)更新
いよいよ明日、5月11日(水)~13日(金)10:00~18:00(最終日は~17:00)まで、東京ビッグサイトにおいて日本最大のIT専門展「Japan IT Week 春」が開催される。
展示会には1,500社以上が出展を予定し、企業の情報システム部門、アプリケーション開発部門、経営企画部門、マーケティング部門、広報宣伝部門、モバイル・スマートフォンベンダーなど多数の来場が見込まれているという。
出展各社のブースを通じて、各社が最新技術とアイデアをどのように関連付けてサービスイノベーションに取組んでいるか、目と耳から直接体感することで新規事業のヒントが多数見つかることに期待したい。
展示会のカテゴリーとしては以下の11区分あり、そのほとんどは東展示場で開催される。
(「組込みシステム開発技術展」のみ西展示場で開催)
第1回 スマートフォン&モバイルEXPO
第2回 クラウド コンピューティングEXPO 春
第3回 グリーンIT&省エネソリューションEXPO
第5回 Web&モバイルマーケティングEXPO 春
第5回 ダイレクトマーケティングEXPO
第6回 RFIDソリューションEXPO
第8回 情報セキュリティEXPO 春
第13回 データストレージEXPO
第14回 組込みシステム開発技術展
第16回 データウェアハウス&CRM EXPO
第20回 ソフトウェア開発環境展
今回の注目は、やはり最近旬なテーマでもある「スマートフォン&モバイルEXPO」と「クラウド コンピューティングEXPO」。
「スマートフォン&モバイルEXPO」では、「ダウジャパン」社のブースにおいて韓国大手ITサービス企業「DAOU TECH」傘下のオンライン証券会社(韓国の株式ブローカレッジ業務における最大手)「kiwoom証券」で提供している「MTS(Mobile Trading System)」の紹介やデモンストレーションが行われ、海外におけるスマートフォン市場でのオンライン金融サービスの動向をつかむという意味でも一見の価値がある。
「クラウド コンピューティングEXPO」では、2011年4月1日に社名変更し約13万の顧客と15年にわたる技術・ノウハウを武器に経営資源を集中させると意気込む「GMOクラウド」社の新たなサービス内容にも注目が集まる。
SBI証券では、2011年6月末(予定)より、国内株式現物、制度信用・無期限(一般)信用取引、PTS昼間取引に対応したAndroid専用アプリを提供すると発表した。
2011年5月6日、日本ユニシスは鹿児島銀行向けに「新勘定系システム」の稼動を開始したと発表した。システムの運用は、日本ユニシスが提供する共同アウトソーシングセンターに委託するという。
震災後に高まった電力消費に対する意識の変化など、ディザスタリカバリへの取り組みは新たな経営課題としてクローズアップされており、災害に強いモバイルチャネルによるサービスの利便性の追求と共に、「Japan IT Week 春」展覧会から多くの学びと商談が生まれることに期待したい。
-以上-