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(VOL.471)投資家の本音に迫る打ち手を探る、モニターリサーチの活用URL
ウェブ管理者2012/06/25 19:24:33

<投資家の本音に迫る打ち手を探る、モニターリサーチの活用>
◎2012年6月25日(月)更新


2012年6月21日、楽天リサーチは、楽天リサーチ登録モニター(約220万人)の中から、全国の20~59歳のネットバンキング利用者男女計1,000人を対象に、ネットバンキングに関するインターネット調査を実施したと発表した。
スマートフォンとタブレットPCの保有率は、20代は5割以上、30代は4割以上。また、ネットバンキングの利用頻度は、月1回以上が約4割と最も多く、ほぼ毎日が2割超、週1回以上が2割弱。利用用途は、情報照会が8割超、次いで振込・振替、そして決済と続く。タブレットPCの利用者は1割弱とまだまだ少ないがサービスを幅広く活用するアクティブなユーザーが多い傾向がある一方、自宅ではじっくり確認・検討ができるPCの利用頻度が9割超と高く、交通機関による移動中や屋外ではスマートフォンの利用頻度が4~6割と高い結果となった。


2012年5月29日、キーポート・ソリューションズは、運営する投資情報サイトK-ZONE(ケイゾン)の金融および投資に関心の高い個人投資家を対象に、性別、年齢、ネット取引経験、投資スタイルの異なる有効回答数(440名程度)より、個人投資家の視点で中立的かつオリジナリティの高いレポートとして、第12回「定点観測レポート」(2012年4月)に実施し、その結果を発表した。
投資家のマインドは改善傾向にあるといい、口座開設の決め手、日経平均予想、投資意欲、注目商品、今後の注目商品などについて集計、詳細資料については、必要事項をを記載の上、メールまたは電話で申込みすれば、無料で受け取ることができると言う。


多様な投資家の属性を広く整理かつカバーし、そのライフスタイルや嗜好の違いの中に存在する使い勝手に対する課題や要望を洗出し、いくつかのパターンに分けた顧客セグメントに対する新たなサービスを提案していく上で、モニターリサーチの果たす役割は大きい。
アンケートの観点と結果に対する仮説を立て、実際の結果と照らし、いかに投資家の本音に迫る打ち手を探ることができるか、一人一人の声に耳を傾けてみたい。


◎楽天リサーチ登録モニター属性
http://research.rakuten.co.jp/member/


◎キーポート・ソリューションズ内ケイゾンリサーチ
個人投資家向け「投資及び景気動向」に関する調査結果
~2012年4月~ (調査骨子版)
http://www.k-zone.co.jp/survey/pdf/report_201204.pdf


-以上-


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【コラム筆者】 
藤野 宙志(ふじの ひろし) 株式会社グッドウェイ代表取締役社長

日刊コラム1995年慶應義塾大学理工学部卒業後、キヤノンマーケティングジャパンでシステム開発に4年間従事。
1999年SBI 証券で業界初の日米間オンライン証券取引システムの立上げを手がける。ナスダック・ジャパンでは日米印3カ国オフショア開発を担当、新興市場創出の調整役として証券業界を奔走。2002年シンプレクス・コンサルティングでセールス担当、FXシステムを多数導入。2010年6月より現職。金融サービス&ITソリューション総合情報プロバイダーとしてポータルサイトを運営。


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