<信用・先物・オプション、目指せ顧客ロイヤリティー>
◎2011年5月30日(月)更新
2011年5月27日、大和証券は、2011年6月4日(土)6:00~より、ダイワのオンライントレードにおいて新たに先物・オプション取引の取扱いを開始、またオンライントレード15周年の記念と合わせキャンペーンを実施すると発表した。
取扱に伴い、高機能トレーディングツール「トレボ3.1」と「多機能チャート」の機能を強化、指定したパラメータ(ボラティリティなど)を用いて、オプションの理論価格やリスクファクタ(デルタ、ガンマ、セータなど)を算出する「オプションカルク・マトリクス」機能など取引を支援する情報を追加した。
取扱銘柄と通常手数料(税込み)は、日経225先物(399 円/1 枚)、 日経225mini(48.3 円/1 枚)、 日経225 オプション(売買代金×0.1785%(最低手数料105 円))。
ただし、キャンペーン期間中(2011年6月6日~7月29日の日中立会、SQ決済を除く)は、日経225先物(157.5 円/1 枚)、 日経225mini(15.75 円/1 枚)、 日経225 オプション(売買代金×0.1575%(最低手数料105 円))となり、口座開設すると7月31日まで「トレボ3.1」(通常月額 3,150円(税込))を無料で利用できるという。
2011年5月26日、大和証券は、現在オンライントレード(PC版)で提供中の日経テレコン21において、日経四紙(日本経済新聞朝刊・夕刊、日経地方経済面、日経産業新聞、日経MJ(流通新聞))など1日約1,500本の無料ニュースに加え、5月26日(木)夜よりホーム画面上に「テーマフォルダ」および「大和証券フォルダ」を追加することでテーマ検索を可能とし利便性を高めたと発表した。
2011年5月27日、カブドットコム証券は、2011年6月1日(水)予定から、kabuステーション(TM)において、自分の投資スタイルに合わせて自在に使いこなしている顧客から独自の活用法や画面レイアウトを募集し、他の投資家に広く周知・啓蒙していくことを目的に「kabuステーション(TM)活用コンテスト」を実施すると発表した。最優秀賞(賞金5万円)の他、応募したすべての顧客に謝礼(2,000円)を支払うという。
また、同期間中、信用取引口座を開設している顧客に無料で「フル板オプション」(通常月額 1,995円)を提供すると共に、kabuステーション(TM)経由で信用取引を5回以上約定(内出来含まず)した顧客を対象に抽選で100名に現金3,000円をプレゼントする「信用取引ならkabuステーション(TM)キャンペーン」を実施するという。
震災後の相場の急変により投資家の預かり資産も一時的に大きく変動し、証券会社のみならず投資家自身も取引ルールやシステムのリスク管理を見直す契機となった今、信用取引や先物オプションといった投資リテラシーの高い投資家の育成に向けた取組みと、自社のサービスを通じていかに顧客のロイヤリティーを高めて囲い込みにつなげるか、高機能ツールの進化とキャンペーン競争はさらに加速していくようだ。
-以上-