2013年8月14日、マネックス証券は、投資信託のランキングに、「月間ページ閲覧ランキング」や「ファンドタイプ別ランキング」を加えたと発表した。銘柄選びのヒントの一つとして、最もチェックされている投資信託が一目で分かるほか、「売れ筋(週間・月間)」、「分配金利回り」、「月間ページ閲覧」、「値上がり(6ヶ月・1年)」ランキングが、「国内株式型」「国際債券型」など、ファンドタイプ別の項目を増やしたことでより詳細なランキングを表示、銘柄探しがよりスムーズに行えるようファンドの評価や比較しやすくしたという。
2013年8月14日、NTTデータエービックは、東京スター銀行に対して、預かり資産商品のリスク水準を統合的に評価した「リスク階級データ」の提供を7月より開始したと発表した。既に導入している投信評価データベースサービス「FundMonitor(ファンドモニター)」で採用していた「リスク階級」によるリスク評価手法とともに、東京スター銀行が取扱っている「外貨預金」、「仕組み預金」、「保険商品」等の価格変動商品についても同様の評価手法に基づき統合的に評価することで、投資信託の値動き(過去150 営業日の標準偏差)に基づき8段階に指標化した「リスク情報」を提供する。これにより、東京スター銀行は各運用商品のリスク水準の計測、把握を行えるようにすることで取扱い運用商品を拡充し、顧客のリスク許容度に合った商品提案を行っていくという。これまで投資信託をリスクが高いものとして敬遠してきた投資初心者がリスクを理解する手助けとして、さらにはリスク許容度に合った運用商品を選ぶ際の基準として活用されることを目指す。
運用商品を選ぶ際の基準の可視化、判断材料を指標化することで商品を提案していくための仕組み化が進化している。今後、商品の選択時(購入時)のみならず、時勢の変化に応じて、設定している運用リターンの目標とリスク許容度に応じた銘柄の組換え(リバランス)の判断材料としても、継続的にポートフォリオのメンテナンスを行うための支援サービスや仕組み化の行方に注目したい。
【マネックス証券】投信 今、注目されている投資信託とは? ~ランキングでご紹介~
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/jo7slzbh7-303/#_303
【NTTデータエービック】預かり資産商品におけるリスク階級データを東京スター銀行に提供開始
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/jo6a83krj-483/#_483