2013年8月28日、岡三オンライン証券は、FX自動売買ツール「アルゴトレード365」にリスク管理機能「リスクメーター」をリリースしたと発表した。
「リスクメーター」とは、投資家の証拠金と自動売買の設定を常時監視して運用状況を視覚的に表示するリスク管理機能で、運用している売買システムの潜在的なリスクから過度なリスクによる運用をしていないかどうかを4段階に分けて表示。これにより、システムトレード本来の特長である「中長期的に安定的な利益を追求していく取引」により即した運用が可能になるという。 なお、「アルゴトレード365」は、東京金融取引所の「くりっく365」専用にオスピスが開発、岡三オンライン証券が提供するFX自動売買ツールで、過去のパフォーマンスや勝率から好みの売買モデルを見つけ出す「ランキング機能」や何百万通りの売買モデルの組み合わせから、統計的に優位性の高い組み合わせをセレクトする「ポートフォリオ機能」などを活用し、好みの売買システムを選ぶだけで簡単にシステムトレードが始められるという。
オスピスは、投資の的確な相場の動向判断で投資家をサポートするというシステムトレードカンパニー。今回の「リスクメーター」のほかに、新売買モデル『チャネルクラスタ』追加(2013年8月)、売買システム検索機能拡充(2013年7月)、合成トラックレコード表示機能の搭載(2013年5月)など、「アルゴトレード365」の機能拡張など矢継ぎ早に行っている。
2013年7月17日、センティリオンは、マンダリン オリエンタル ホテル 東京において開催された国際的なFXのBtoBイベント「フォレックス・マグネイト 東京サミット2013」では、シストレのシグナルを元に手動で発注する新サービス「りもシス」を発表した。
センティリオンは、「本当に良い情報を創造する」という命題のもと、コスモ証券IT部門、ロイター通信の戦略プロダクト・マーケティング等で金融情報サービスの企画・マーケティングを担当した現代表取締役社長 鈴木 雅雄 氏を中心に2006年6月に設立、高度な数学を用いた金融工学やビッグデータ・情報解析など数理系技術を駆使した金融システム構築を強みにコンサルティングやSaaS(Software as a Service)事業を展開、WEBビジネスのコンサルティング~システム開発~保守~マーケティングまで一貫したサービスを提供するIT企業。分析サービスなど多岐にわたる独自のアイデアによる「今までに無いユニークなサービス」、 一般投資家に「難しいことを簡単に」を合言葉にサービスを提供。 また、中国の武漢市にシステム開発拠点となる現地法人を持っている。主力となる金融情報分析ソリューションには、直近の株価チャートの形状から将来を予測する「形状予測チャート」をはじめ、グローバル銘柄スクリーニング、各種分析チャートなどがあり、その他自動売買システムなど、ネット銀行や証券・FX会社向けに多数のシステム提供実績を持ち、その他にもデータマイニングやクオンツ分析など、情報革新カンパニーとして情報提供を中心に据えたサービスを展開している。
システムトレードの特徴でもあるルールに基づいた売買タイミングの判定と自動売買執行。星の数ほどある様々な売買システムの中から、期待通りの運用成果に結び付いているかどうか、運用中の売買システムの選択を見直すかどうか、定期的なモニタリングと検証は必要不可欠。限られた時間と日常生活の中で、ITを活用した効率的なモニタリングとリスク管理を支援する仕組みとその効果の可視化により、新機能の活用の機会が広がることに期待したい。
◎【岡三オンライン証券】
FX自動売買ツール「アルゴトレード365」にリスク管理機能
「リスクメーター」をリリース
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/jos3u6aq1-303/#_303
◎【センティリオン】
【企業紹介】高度な数学を用いた金融工学やビッグデータ・
情報解析など数理系技術を駆使した金融システム構築が強み
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/joweothgm-3482/#_3482
◎「フォレックス・マグネイト 東京サミット2013」
来場者800名超、盛況裡に閉幕 取材レポート(日本語版)
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/joftymce5-3636/#_3636
取材レポート(英語版)
http://goodway.co.jp/fip/htdocs/jo2hsuqfn-3636/#_3636