2015年9月4日（金）、米雇用統計発表の日の夜、商品先物取引やFX取引を投資家向けに提供するサンワード貿易（以下、同社）は、同社のインターネット動画情報サービス「おしえて陳さん」と、同社がスポンサードするインターネット投資情報番組「マーケット・スクランブル」のコラボレーション企画として、米雇用統計の模様を伝える公開LIVEイベントを、日本橋人形町にあるNIHONBASHI CAFESTで開催した。（前回の写真ニュース）

　会場のNIHONBASHI CAFESTには、インターネットライブ配信のためのスタジオとカフェが併設されており、参加者は主催から提供されたドリンクや軽食を摂りながらライブ放送の様子を楽しんだ。



　会場は日本橋人形町の路地裏にあり、付近には風情あふれる料亭や割烹などが散在する。会場内のUstreamなどのインターネットライブ配信のためのスタジオは木材の壁に囲まれた温もりあるスタジオで、リーズナブルな利用料で本格的なインターネット動画配信が行える。



　オープニングを迎えると、同社のインターネット動画情報サービス「おしえて陳さん」の出演者（写真上、左から、かなさん、ゆりさん）が登場し開演の挨拶。当日のプログラム、スタジオ来場者＆LIVE視聴者参加型クイズイベントなどを紹介した後、直近のマーケットの動きを振り返って参加者に説明。その後は、同社テクニカルアナリストの陳 晁煕氏が雇用統計に向けての見通しなどを語った。



　午後8時15分、マーケットスクランブルの出演者（写真上、左から中源線で著名な林投資研究所 林 知之氏、サンワード貿易コンシェルジュデスク　植村 和久氏、フリーアナウンサー　大橋 ひろこさん）も登場し、コラボによるLIVE放送がスタートした。投資情報番組「マーケットスクランブル」は、ＦＸ・株・デリバティブ・商品先物等をテーマにした様々なトークが飛び交う番組で、片や「おしえて陳さん」は、まだまだ投資初心者という設定の女性スタッフ2人に陳氏が投資のイロハやマーケットの見方などをレクチャーするという番組だ。



　スタジオ観覧者＆LIVE視聴者参加型クイズイベントの紹介や様々な相場談義、米雇用統計の見通しや各出演者の予想（非農業部門雇用者数）など、盛り沢山の内容で番組は進行していく。



　出演者全員の予想が出揃い、クイズイベントの予想の集計状況なども紹介した後、いよいよ午後9時30分の発表の時刻が迫ってくる。投資家のみならず、全世界の市場関係者が注目する緊張の一瞬をまもなく迎えようとしている。



　発表された8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比17万3,000人増と、予想の22万人増を大幅に下回った結果、米ドル/円は瞬時に急落。しかし、その後は6月と7月は当初発表から合わせて4万4,000人の上方修正となり、賃金の伸びも予想を上回ったことから相場は急反発、その後も強弱の見方が交錯する展開が続いた。

　会場の参加者もモバイル端末で相場の動きをチェックするなか、出演者も相場の動きを追いながら、発表結果と動きについてタイムリーな解説を行っていった。ちなみにクイズイベントでピタリ賞（金貨）を獲得した応募者は今回はおらず、ニアピン賞の商品券が3名に提供されたほか、出演者のなかでは、「おしえて陳さん」のかなさんが最も発表数値に近い17.9万人を予想して、賞品は無いものの出演者のなかでのニアピン賞の栄誉に輝いた。



　同社は従来からの商品先物取引、不動産賃貸事業等に加え、創業50周年を迎えた2014年から取引所為替証拠金取引（くりっく365）の「サンワードFX」の取り扱いも開始した。節目の年にセミナーに参加する個人投資家の選択肢も拡大させる新商品の取り扱いを開始したことで、投資家教育を通じたブランディングと認知度向上により一層注力し、新生サンワード貿易としての新たな礎を築くべく、事業拡大を目指して営業努力を続けていくとしている。（同社のセミナー案内はこちら）

（取材、撮影、記事、編集・制作：柴田　潔　＠株式会社グッドウェイ ）