
自らの意志で主体的な判断と行動ができる自立した投資家育成を目指す「投資戦略フェア EXPO2025」も今年で開催23回目を迎えた。米新米大統領就任による経済への影響に加えてウクライナ情勢も混迷を極めてきた中、開催当日は今後の市場の行方を見極め、投資分析ノウハウや投資手法も吸収しようと開場前から多くの個人投資家が詰めかけ、来場者数は4,254名を記録するなど例年同様に盛況なEXPOとなった。 
新型コロナウィルス蔓延による開催中断後、パシフィコ横浜を会場にして再開された本投資戦略EXPO。今回は再び会場を水道橋の複合イベント施設 東京ドームシティ「プリズムホール」に移しての開催。午前9時30分の開場前には入場を待ちわびた来場者が長い行列を作ったほか、開場後もお目当ての講演を聴講しようと来場者が続々と入場し、時間を追うごとに会場の熱気は増していった。

講演会場はA~Dの4会場が用意され、各会場で10時~18時30分の間、入れ替え制で絶え間なく講演やパネルディスカッションが実施された。いずれの講演会場とも多くの来場者で埋まり、講演によっては立ち見による受講者の姿も。(当日の全プログラムPDFは左のサムネイル画像をクリック)
また、E会場では「春のIR祭り2025」も開催され、上場企業代表者によるプレゼンや投資家、ラジオNIKKEI記者による株式講演が行われた。
以下、様々な分野で活躍している当日の登壇者(ゲスト講師)を写真で紹介する。


展示会場 | 協賛各社のブース、書籍販売、ミニセミナー、スタンプラリーなど盛り沢山の趣向 |
展示会場も多くの来場者で賑わいを見せ、パンローリングが出版する書籍が特別価格で購入できる書籍販売コーナー、協賛企業ブースでのトレードに役立つツールやサービスの紹介、ノベルティーグッズ配布やミニセミナーなどが実施されたほか、ブースでスタンプを集めるスタンプラリーでは1等商品の10万円旅行券が当選者に提供された。
投資家交流会
| 講師・投資家同士がリアルで触れ合える貴重な機会 |

閉会後、会場を移して事前予約制の投資家交流会(インベスターズ & トレーダーズ パーティ)が開催され、こちらも多くの参加者で賑わってお開きの時間まで参加者同士の歓談が続いた。
こうして盛況のもと閉会した「投資戦略フェア EXPO2025」は今秋に大阪開催の第8回「投資戦略フェア EXPO2025 大阪」も予定されており、こちらも前回3,000名を超える来場者を記録していることから盛況となることが見込まれている。年金・社会保障・貯蓄等に対する将来的な不安を背景に国民のNISAや積立、投資に対する抵抗感は少しずつ薄れ、興味関心を持つ層が着実に増加傾向にある中、こうしたイベントを通じた取組が自立した投資家育成に加え、投資未経験者の資産形成・運用の動機付けにも繋がっていく事を期待したい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )