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2015/09/17

【三井住友銀行】SMBC × FinTech Future、新たなリテール金融ビジネスの創出に向けてFinTech関連などベンチャー企業10社が登壇、「第1回SMBCオープンイノベーションミートアップ」を開催!

| by:サイト管理者


 2015年9月16日(水)、三井住友銀行は、三井住友銀行東館 ライジング・スクエア3階 SMBCホールにおいて、新たなリテール金融ビジネスの創出をテーマにFinTech関連などベンチャー企業10社が登壇し、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)で活用可能なICT技術・ソリューションを披露する「第1回SMBCオープンイノベーションミートアップ」を開催した。




 当日は、新たなリテール金融ビジネスに関心を持つ大企業、中小企業、ベンチャー企業、ベンチャーキャピタルなど約160名のほか、SMFGの関係者など約130名が会場に訪れ、用意された席は満席となった。



 冒頭の開会の挨拶では、同行 代表取締役副頭取執行役員 橘 正喜氏が登壇。来場者へのお礼の言葉と共に、2001年のSMBC発足以来、「ベンチャーと言えばSMBC」をスローガンとして標榜し、ベンチャーの夢を共有・実現することで日本経済に貢献すべく取り組んできたこれまでの経緯を紹介。その上で、最近のオープンイノベーションのトレンドを踏まえ、技術開発の目覚ましいベンチャーの登場をチャンスと捉え、銀行自身が当事者となり取り組んでいくことで、銀行自身の成長を果たすと共に新たに設置したリテールマーケティング部、IT戦略室による積極的なオープンイノベーションの掘り起こし、ミートアップを通じたイノベーションのシーズが生まれることを願っていると挨拶した。なお、同行 法人戦略部 成長事業グループ グループ長 佐藤 正義氏が司会を務めた。




 最初の講演は「新たなリテールビジネス創出に向けて」と題し、三井住友銀行 リテールマーケティング部長 磯和 啓雄氏より、SMFGの概要、業務の概要、商品・サービス、事業戦略など三井住友銀行のリテールビジネスについて紹介、続いて、同行 リテールマーケティング部 IT戦略室長 江藤 敏宏氏より、スマートフォンやFinTechをはじめとする外部環境変化の認識と今後のIT・ネット戦略に関する取り組みの方向性について解説された。



 そして、いよいよ各社のショートプレゼンテーションが始まる。各社5分のプレゼンと5分の質疑応答の時間配分で進められた。

 最初の登壇は、AlpacaDB CEO 横川 毅氏による「人工知能技術を活用した為替市場での取引戦略自動化技術のご紹介」、続いて、ウェルスナビ 代表取締役 柴山 和久氏による「世界標準の資産運用とリスク管理を全ての人に」について紹介された。



 続いて、お金のデザイン 取締役COO 北澤 直氏よりロボアドバイザーによる完全オンライン型の資産運用サービスと鍵となる運用アルゴリズムについて紹介、Keepdata 代表取締役 澁谷 紳一郎氏による「プライベートクラウド 情報共有、ビッグデータ 見える化」について紹介された。



 続いて、クエリーアイ 代表取締役 水野 政司氏による「インターネット・クローラー型市場調査・分析・予測」、ナウキャスト 代表取締役 赤井 厚雄氏より物価や不動産価格等の価格情報やインデックスの生成、ジャパン・アジア・インディケータの確立を目指す取組みについて紹介された。



 続いて、BearTail 代表取締役 兼 CEO 黒﨑 賢一氏よりレシート撮影するだけで2,000人のオペレーターによる人力とテクノロジーにより入力の手間を最小化することで継続率を高められる家計簿アプリの紹介、Momentum 代表取締役社長 大久保 遼氏による「不適切広告出稿対策からWebセキュリティベンダーへの展開」について紹介された。



 続いて、ユニバーサルロボット 代表取締役 岩田 英三郎氏による「ユニバーサルロボットの掌静脈ハイブリッド認証」、ユニファ 代表取締役社長 土岐 泰之氏による「世界初・園内見守りロボット「MEEBO」が創る家族メディア・家族ファンド構想」について紹介された。



 最後の閉会の挨拶では、同行 法人戦略部長 松本 浩司氏が登壇。あらためて参加者、登壇者にお礼の言葉を述べると共に、プレゼンテーションに対する所感を披露。ベンチャー企業や銀行自身が持っているものを再認識し、自分たち自身を見つめ直す貴重な場となったとした。そして、銀行としてフロントランナーである参加者の皆さまと共にさまざまな分野でイノベーションを起こしていくべく、今回のミートアップを通じて情報交換やご縁の場となることで一緒に夢を追いかけていきたいと締め括った。



 全講演終了後、イベント会場入り口のホールで名刺交換会が行われた。登壇した各企業のテーブルスタンド前には長い列ができた。



 同行 法人戦略部長 松本氏、リテールマーケティング部長 磯和氏への記者の囲み取材では、本格的に足を踏み入れたオープンイノベーションの取組みを通じて、大企業が持っている使われていないシーズと少し足りないニーズをさらけ出し合い、スピーディーにいま起きている動きを検証し、これまでとは異なる、まったく新しい発想を持つベンチャー企業の力を取り入れていきたいとした。

 また、数字は大事だが、短期的なリターンのみならず、商業銀行として長い目で見た企業の育成に資する役割を担うべく、そのコンセンサスを形成しながら、これからも同行を取り巻く日頃のネットワークの中から今回のようにプレゼンに登壇するベンチャー企業を発掘し、同様のイベントなど大々的に取組んでいきたいと今後の抱負を語った。



 上写真は、今回プレゼンに登壇したベンチャー企業 ユニファがサービス提供する園内見守りロボット「MEEBO」。これまでなかなか見ることができなかった保育園内での子ども・孫の写真販売を通じてサービスを導入した保育園自身も稼げるという”創出価値の全方位共有(エコシステム)”というビジネスモデルの発想に、会場内の参加者に驚きと納得感、そして、温かい笑みが広がった。身近な生活の中にも、たくさんのヒントがあることに気づかされる。



 コーポレートガバナンスやスチュワードシップコードにより加速・推進される高い透明性の確保と対話(エンゲージメント)による企業経営フレームワークの再構築と整備が進む中、まさに今、個人資産や企業の内部留保を明日の日本経済の持続的な成長につなげるための挑戦と支援・協働スキーム、一人一人の働き方・暮らし方は大きな転換点を迎えている

 三井住友銀行が掲げる「SMBC × FinTech Future」、日本を代表するメガバンクの価値創造に向けた今後の取り組みに注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作:藤野 宙志 @株式会社グッドウェイ )




07:48 | 取材:金融・IT業界向け

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