来週は4銘柄、翌週は12銘柄と新規上場(IPO)ラッシュが始まる。11日には資金調達額が256億ドルと過去最高の見通しとなるサウジアラムコがサウジアラビア証券取引所に上場することもあり、IPOが注目される可能性が高い。また、6日にかけて日経ジャスダック平均が11日連続高となるなど新興株にも関心が向かいやすくなってきた。10日には任天堂<7974>のゲーム機「ニンテンドースイッチ」が中国で発売されることから、任天堂と周辺銘柄に関心が集まりやすくなる。このほか「SEMICON Japan 2019」が11日から3日間、東京ビックサイトで開催される。このイベントは、半導体の前工程から後工程までの全工程から、 自動車やIoT機器などのアプリケーションまでをカバーする、エレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会であり、ハイテク関係のニュースが発信されやすくなることが特徴だ。