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2020/08/05

【日本政策投資銀行】2019・2020・2021年度 設備投資計画調査「2020年度 地域別・規模別 設備投資計画の概要」について

| by:ウェブ管理者
 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、「2020年度 地域別・規模別 設備投資計画の概要:新型コロナにより全国では9年ぶりのマイナスへ~新型コロナは地域の中堅企業にも大きな影響~」を取りまとめました。

 今回、大企業・中堅企業合計の2020年度国内設備投資計画は、全国で2.4%増加となりますが、近年の本調査における計画から実績にかけての下方修正の傾向を踏まえると、着地は9年ぶりの減少となる公算が大きくなります。
 本調査に基づく2020年度地域別・規模別国内設備投資の特徴として、以下の点が挙げられます。

(1) 電力が大幅増となる北関東甲信、中国のほか、化学や電気機械で能力増強のある四国で増加の計画となっている。また、東海ではオフィス関連等の不動産、再エネのガス投資、首都圏では石油と非鉄金属、東北では電気機械、食品、化学、関西では輸送用機械、化学、運輸で微増の計画となっている。
(2) 不動産、電力の減少が大きい北海道で二桁減となるほか、自動車部品の新設が剥落する北陸や、不動産減少の大きい九州で減少する。
(3) 中堅企業(9.6%減)は、空港関連やホテル等の減少などもあり、大企業に比べ弱い計画となっている。
(4) 特別アンケートからは、新型コロナウイルス感染拡大が全国的に大きな影響を及ぼすなか、投資や資金繰り等、地域の中堅企業へも影響が大きいことや、BCP上の課題も浮き彫りになった。
 なお、本調査は個別企業名を出さないという前提のもと、回答にご協力をいただいております関係上、個別企業名にかかるお問い合わせには応じかねますので、あらかじめご了承ください。

 本調査の詳細は、DBJウェブサイト調査研究レポート「設備投資計画調査 地域別設備投資計画調査」(https://www.dbj.jp/investigate/equip/)に掲載していますので、ご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


原文はこちら
https://www.dbj.jp/topics/dbj_news/2020/html/20200805_202771.html

15:04 | 金融:銀行
 

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