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2017/02/20

【FINOLAB(三菱地所/電通/電通国際情報サービス)】FinTechスタートアップの成長に最適な環境を実現、「FINOLABリニューアル・オープン・イベント」を開催!

| by:サイト管理者


 2017年2月1日(水)、FINOLAB三菱地所電通電通国際情報サービス)は、大手町ビルにおいて「FINOLABリニューアル・オープン・イベント」を開催した。進行は、蓮村 俊彰氏(電通 ビジネス・クリエーション・センター プランニング・マネージャー)が務めた。



 FINOLABでは、『日本に世界最高のFinancial Innovationが生まれる土壌・環境・エコシステムを創ろう』をコンセプトに掲げ、2016年2月より運営し蓄えたノウハウをもとに、FinTechスタートアップの成長に最適な環境を実現、生体認証による入退館記録セキュリティシステムに加え、イベントスペース、オープンスペース、会員ラウンジ/ライブラリー/キッチンを用意、日本最大のFinTech産業拠点(インキュベーションセンター)を目指していくという。



 冒頭の挨拶は、「The FinTech Center of Tokyo, FINOLABリニューアル趣旨」湯浅 哲生氏(三菱地所 執行役常務)が登壇。参加者へのお礼の言葉と共に、あっという間の1年だったと振り返りつつ、この喜びを分かち合いたいとした。また、このリニューアルは新旧の融合と未来を予感させると共に、金融の枠を超えて多方面の領域に向かって無限の可能性を秘めていることが最大の魅力だと語り、グローバルとの連携や、この場所から化学融合が次々と沸き起こってくることへの期待を示した。

 来賓「東京から世界に、金融イノベーションを!」神田 潤一氏(金融庁 総務企画局 企画課 信用制度参事官室 企画官)が登壇。一年前の開会式での自身の挨拶のときを振り返りつつ、今回の挨拶に合わせて自身もリニューアルをするとし、壇上で素早くスーツからTシャツ(「FinSum フィンテック・サミット」Tシャツ:取材レポート)へ装いを変え、学生とのアイデアコンテストでのFINOLABとのコラボに触れ、金融庁としてのFinTech推進を紹介。3つの柱(①法律・制度の整備、②決済の高度化、③FinTechのエコシステムの構築)について解説、オペラ「オー・ソレ・ミオ( 'O sole mio、私の太陽)」の歌声を披露した。



 来賓「日本の金融業界の未来について」渋沢 健氏(コモンズ投信 会長)が登壇。銀行発祥の地、第一国立銀行の株主募集布告の中にある一文に触れ、資本主義の原点として現在から未来へと流れる河に例え、未来に向けた成長を担うべく共感・共助・共創に向けて集まる場所が必要だとした。また、金融サービスにおいても、機能に加え、デザインや遊び心が必要だとし、FINOLABがFinTechを通じて新しい意味を生み出していく場になることへの期待を示した。

 「FINOLABが目指すもの ~リニューアルのポイント~」伊藤 千恵氏(電通国際情報サービス 金融事業開発部 部長)が登壇。スタート当初の振り返りと今回のリニューアルのポイントについて解説。これまでの運営から見えてきたことをもとに、新しいビジネスを生み出していくべく、5つのポイント(「CORPORATE MEMBERS」、「MEMBERS' PROJECTS(Inbound Tourism, Revitalizing Region Economies, Smart City, Bank API, RegTech)」、「IMPROVED FACILITY」、「EXPERIMENTAL FIELD」、「GLOBAL NETWORKS」)について詳しく解説した。



 講演「FinTechのゆくえ 2017」増島 雅和氏(金融革新同友会FINOVATORS 代表理事)が登壇。2017年はFinTechは本格的に離陸期に入り、銀行系分野(資金決済)、証券系分野(調達・運用)、保険系分野(リスク管理)まで裾野が拡大する見通しとした。また、仮想通貨ビジネス、ペイメントビジネス、小口資金調達、ブロックチェーン技術の可能性や私見を披露した。

 企業会員の挨拶「オープンイノベーションの実現に向けて」阿部 展久氏(みずほフィナンシャルグループ インキュベーションPT PT長)が登壇。同グループの中期軽軽計画における金融イノベーションへの積極的取組みとFinTechへの対応を紹介。更なる協業の取組みを加速すべく「CORPORATE MEMBERS」として「Mizuho Creation Studio」を設置、意気込みを示した。



 パネルディスカッション「BANK APIによるオープンイノベーションの可能性」では、マーク・マクダット氏(マネーツリー 取締役/FinTech協会 API・セキュリティ分科会担当理事)、保科 秀之氏(Liquid Japan 代表取締役)、大久保 光伸氏(みずほフィナンシャルグループ インキュベーションPT シニアデジタルストラテジスト)がパネリストとして登壇、伊藤氏がモデレーターを務めた。



 パネルディスカッション「地方創生 × FinTech」では、田中 茂樹氏(PINS Asia 取締役 アジアビジネスサポート)、富永 源太郎氏(全日空商事 リテールカンパニー WEBセールス事業部 IT戦略チーム(ANAのふるさと納税事務局))がパネリストとして登壇、泉田 良輔氏(ナビゲータープラットフォーム 取締役 兼 Longine編集長)がモデレーターを務めた。



 懇親会では、乾杯の挨拶として、小門 賢一氏(農林中央金庫 常務理事)が登壇。お祝いの言葉と共に、農林中央金庫が持つ3つの顔(機関投資家、リテールバンク、地方創生への貢献)を紹介。これまでのスタートアップ企業との交流を通じて新しいビジネスの芽も見えてきたとし、高齢化が進む地方の農産漁村の暮らしを支える取組みや代替わりする農業経営者の応援などの分野でデジタルイノベーションを活用する知恵を借りるなど、一緒に新しいサービスを手掛けていきたいと抱負を語った。



 続いて、FINOLABに入居する全てのスタートアップによるピッチが行われ、料理や飲み物を片手に情報交換が行われた。



 2016年12月22日(木) 、FINOLABは、「FINOLABリニューアル・オープン・イベント」に先立ち、「FINOLAB2.0内覧会&1.0 Closing Beer Bust!」を開催した。




 FINOLABのリニューアルに向けて、伊藤 千恵氏(電通国際情報サービス 金融事業開発部 部長)より挨拶。新しいステージに向けて、神田 潤一氏(金融庁 総務企画局 企画課 信用制度参事官室 企画官)はオペラを熱唱、会場は大いに盛り上がった。

 日本の金融業界や産業界でオープンイノベーションの波が広がり、世界レベルで金融デジタル革命が進む中、有望なFinTech領域のスタートアップやステークホルダーが集い、イノベーション創発、エコシステム形成、事業環境向上に向けた取り組みを通じてグローバルスタンダードとなる新サービス・ソリューションを産み出すことを目指していくというFINOLAB。今後の新たなステージと展開に注目したい。



 なお、電通国際情報サービスは、 2017年3月3日(金) 9:00~20:00に、丸ビルホール&コンファレンススクエアにおいて、「FIBC2017」の開催を予定している。FIBCは、金融サービスのグローバルな広がりを意識した英語ベースのコンテストを予定しており、今回で6回目を迎えるFinTech分野で最も歴史のあるイベントで、過去5回のピッチコンテストから多くのFinTechスタートアップ企業が、FinTechスタートアップの登竜門と言われている。興味のある方は、ぜひ参加されたい

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




07:34 | 写真:金融・IT業界向け




 

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