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2021/09/14

【シンプレクス】シンプレクス、SMBC日興証券の「相続手続き業務システム」を構築~煩雑な相続手続きを電子化し、相続事務のさらなる効率化を実現

| by:ウェブ管理者
シンプレクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金子英樹、以下:シンプレクス)は、SMBC日興証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):近藤雄一郎、以下:SMBC日興証券)の「相続手続き業務システム」を構築しました。

本システムは、証券業界で初めて*1の取り組みとなる、被相続人の死亡連絡・相続手続き受付から、相続人への資産の振替までの全ての手続きをインターネット上で完結できる*2「相続手続きフロントシステム」*3と、相続事務のさらなる効率化を実現する「相続事務ミドル・バックシステム」で構成され、2021年6月14日より稼働しています。
■「相続手続き業務システム」構築プロジェクトの特長
SMBC日興証券は、顧客の事務手続きに係る負荷を軽減することを目的として、相続手続きにおける電子化を推進するとともに、相続事務のさらなる効率化を図るべく、新たな「相続手続き業務システム」の導入を決定しました。本プロジェクトの特長は以下の通りです。

(1)相続手続きのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進
本プロジェクトにおいてシンプレクスは、相続手続きの効率化を図る土台として、SMBC日興証券の企画および業務ユーザー部門と連携することでBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)を実施し、抜本的な業務プロセスの見直しの支援を行いました。さらに、証券手続きにおける電子化の実現においては、一部事項の法令改正に向けた当局対応サポートも実施しました。

(2)インターネット上で完結する「相続手続きフロントシステム」
被相続人の死亡連絡・相続手続き受付から、相続人への資産の振替までをインターネット上で完結することで、手続きにかかる負担の軽減を実現しました。また、問い合わせや手続きの状況を、顧客自身がインターネット上で確認できるなど、顧客満足度の向上にも貢献しています。

(3)相続事務のさらなる効率化を実現する「相続事務ミドル・バックシステム」
被相続人の死亡連絡・相続手続き受付から、手続き書類の授受、審査、振替など、煩雑な相続事務の電子化に対応すると共に、「ワークフローシステム」と「相続CRM」の提供により、スムーズな業務遂行を支援しています。

「ワークフローシステム」では、バックシステムから受領した金融資産や契約情報を基に、契約解除・取引停止等の指示を自動連携する機能のほか、顧客回答内容や相続手続きの方式に応じたチェックリスト・ルールを設定できる「チェックリストエンジン*4」を提供しています。

他方、「相続CRM」では、手続き状況、関係図、資産引継ぎ情報など、被相続人・相続人に関する情報を一元管理した上で、チェックリスト結果と自動連動する不備レター作成機能のほか、発送物指示やバックシステムへの振替指示等、さまざまな連携機能を提供しています。

*1 2021年9月時点、シンプレクス調べ。
*2 一定の条件を満たしている場合に限ります。
*3 顧客情報は、堅牢なデータセンターで管理されております。
*4 シンプレクスグループのAI企業であるDeep Percept株式会社が開発した「Deep Percept for Communication Automation」の対話型スクリプトエンジンを採用しています。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000010499.html

15:06 | IT:一般
 

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