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2017/01/11

【スティラート】教養や知性によって人間性を高め、企業の「人財」を育てる!金融・IT業界などのビジネスピープルを対象にした定期開催中のアートのアカデミー「ExARTアカデミー」の取材レポート!

| by:ウェブ管理者


 芸術文化教育に関する研修プログラム、講演、イベントの企画、運営などの事業を展開するスティラート(stylart、以下同社)は、金融・IT業界等のビジネスピープルを対象に、「アート」の力で企業の「人財」を育てようとする「ExARTアカデミー」を開催しており、今回その様子と開催の趣旨などをレポートで紹介する。

【社名】
スティラート (Stylart)の社名 は、Style とArtを掛け合わせた造語

 主催するスティラート (Stylart)の社名 は、Style とArtを掛け合わせた造語で、ひとりひとりがアートを通じてより厚味のあるスタイルを形成していくための手伝いをしたいという想いを込めて名付けられたという。

 2016年の「ExARTアカデミー」は毎月開催する「日本美術編:知っておくべき 日本の美術入門 (全12回)」および「宗教学編:知っておくべき世界と日本の宗教 (全12回)」の二つのコースでカリキュラムが構成され、これに加えて2017年(プログラム)のカリキュラムには、【STEP 2 コース】として、「日本美術編:洞察と想像力で観る日本美術 (全3回)」、「宗教編:宗教における思想と判断軸 (全3回)」、「ワイン編:ワインビジネスの真髄 (全6回)」が新たに追加され、より充実したプログラムが実現している。




 アカデミーは、東京駅近くにあるアーク東短オルタナティブのイベントスペース「ARK LIBRARY」で行われており、開催時間は平日の19:00~21:30となっている。開始時間が近づくと勤務を終えたビジネスマンやビジネスウーマンらの受講者が集まり始め、グラス一杯のアルコールでリラックスしながら講義の開始を待つ。取材した12月15日(木)は日本美術編の2016年最終回の講義が行われる。



【開始の挨拶】スティラート 代表取締役 大久保 有希子氏

 午後7時を迎え、進行も兼ねる大久保氏が最終回であるこの日の講義の内容などについて、挨拶も交えて説明する。その後、日本美術編の講義が始まった。




【講義】明治神宮 宝物展示新施設開設準備室 室長 黒田 泰三氏「知っておくべき 日本の美術入門 (最終回)」
俵屋 宗達「風神雷神図屏風」&尾形 光琳「紅白梅図屏風」


 この日は、黒田氏による日本美術編の最終回。この1年間は平安時代から江戸時代までの美術史の流れを取り上げてきたなかで、最終回は「琳派」がテーマ。その中でも特に有名な2枚の絵画について講義が行われる。最初は俵屋 宗達の「風神雷神図屏風」で、それまで描かれてきた風神雷神の画と全く違った描写をいかにして宗達はなし得たのか、その画の特徴や驚くべき表現方法などが黒田氏によって紹介される。

 そして、尾形 光琳筆 国宝・紅白梅図屏風については、 装飾性と写実性の稀な調和、構築的で堅牢な画面構成、そして金屏風に見えるが実は金がほとんど使われていないといった特徴から、画の描写に係わるミステリーや様々な解釈について、黒田氏が順に解説を行っていった。




 一通りの講義の後、今日のテーマや解釈についてどう感じたか、受講者も自分なりの考えや意見を語っていく。単に知性や教養を磨くということに留まらず、「考える」という「思考の訓練」を通じて、ビジネスピープルとしての直感力、目利き力をも養っていきながら、受講者は1年を通じて日本絵画の愉しみ方を味わいつつ、自分自身を磨いていく時間を共有する。以下、最後に大久保氏のメッセージを紹介したい。

【メッセージ】大久保 有希子氏~アートに内在する「考える力」や「感じる力」、そして「本物を見極める力」こそが、今最も未来の予測しづらいビジネスの世界で求められている力

Business is Art“。かのスティーブ・ジョブズの言葉です。ただ、この真の意味を理解できる日本人ビジネスマンはどれほどいるでしょうか? 日本ではアートというと一般的に芸術=教養というように思われがちですが、欧米ではアートはもっと広義的な意味を持ち、そこには美術、音楽、文学以外にも自然科学や社会科学、数学があり、また哲学まで含まれます。こういったものは通常学問や教養の意味合いだけでとらわれがちですが、これらアートには実はもっと根源的な「考える力」や「感じる力」、そして「本物を見極める力」が内在されていて、まさにそのような力こそが今最も未来の予測しづらいビジネスの世界で求められている力なのです。
 
 イノベーションやクリエイティビティ。ビジネス界でもよく耳にする言葉ですが、いわゆる目には見えない“価値”を想像し、創造していくことであり、これこそまさにアートであり、このようなアート的な発想なしにはインターネットも、iPhoneもIoTビジネスも生まれませんでした。

 ただ日本には残念ながらアートが日常生活の中にほとんど入り込んでいない現実があります。そこでビジネスマンがリベラルアーツを学べる場が必要と考え、アートとビジネスの親和性を抽出し、知識を学ぶだけではないオリジナルのプログラムを提供する”ExARTアカデミー”をスタートさせました。コンテンツは「日本美術」「宗教」そして「ワインビジネス」と、どれもグローバルに対応するビジネスマンを考慮した内容です。

 日本美術というと地味で暗いというイメージがあるかもしれませんが、「間」や「平面」「微細」の美はまさに日本独特の美意識であり、世界でも類を見ないほど特徴的な自国の美術を知ることは、単に美術史や知識を学ぶだけでなく我々のルーツを知ることでもあります。なぜこの作品は長年に渡って大切に保管され国宝となったのか?それにはそれぞれ理由があり、まさに数値化もされていないし目にも見えませんが、しっかりと裏打ちされた価値を見抜く力を絵画というヴィジュアルを通して学んでいきます。


10年後の会社のために「アート」の力で「人財」を育てる。『ExARTアカデミー』



取材、撮影:柴田 潔、村上 遥 / 記事、編集・制作:柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )





09:49 | 写真:金融・IT業界向け




 

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