ColtグループのAPAC部門として法人向け広帯域ネットワークをグローバルで展開するColtテクノロジーサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長、アジアCCO兼アジア代表:日置健二、以下「Colt」)は本日、東京とロンドンの金融センター間の遅延を大幅に短縮し、遅延時間を159ミリ秒以下としたことを発表しました。このネットワークの遅延短縮はColtが進めるColt IQ Networkへの投資の一環で、金融機関や企業の要求に応えるものです。低遅延インフラに依存する投資銀行や高頻度取引(HFT)企業、FX関連アプリケーション、さまざまな金融機関などの取引戦略を強力に支援します。さらに、企業に総合的なサービスアプローチを提供することによって、全てのネットワーク要件を満たす単一のサプライヤーを採用することができます。
Coltのキャピタルマーケッツ担当VPのアンドリュー・ハウスデン(Andrew Housden)は次のように述べています。「Coltは、グローバルな金融機関への最速で信頼できるネットワークとインフラストラクチャー、また優れたカスタマー・エクスペリエンスの提供に真摯に取り組んでおり、アジア、欧州、北米の主要な金融センターや証券取引所間の低遅延接続サービスへの重点的な投資もその一環です。今年発表しておりますシカゴと東京間、主要なAPAC地域における低遅延ルートの最適化に続き、現在、東京とロンドン間のルートに注力しています。企業は競争力を高めるためにますますネットワークを活用するようになっており、Colt IQ Networkは地域を越えても一貫した優れたエクスペリエンスを提供することが可能です。」
Coltは今年に入り、グローバル企業の広帯域接続に対する需要の高まりに応えるために、自社ネットワークの容量とエリアのアップグレードと拡大に焦点を当てた3年間の投資計画を発表しました。今年すでに2億ユーロを投資し、グローバルなColt IQ Networkを通じた容量のアップグレードを実施しています。