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2016/09/28

【ジャパン・リスク・フォーラム(IRF)】日本経済の新たなリスクシナリオ、不確実性を増す世界経済とポスト・アベノミクス、中国経済、「ジャパン・リスク・フォーラム」開催!

| by:サイト管理者


 2016年9月5日(月)、一般社団法人ジャパン・リスク・フォーラム(IRF)は、大手町にある日本工業倶楽部において、「日本経済の新たなリスクシナリオ、不確実性を増す世界経済とポスト・アベノミクス、中国経済」と題し「ジャパン・リスク・フォーラム」を開催した。

 ジャパン・リスク・フォーラムは、金融・保険業界、実業界、コンサルティング等で、主に日本に関わる経済的リスク、地政学的リスク、大規模自然災害リスクによるストレスシナリオとその対応策などリスク管理に携わる専門家による「ストレスシナリオ研究会」が中心となり2010年以来活動を続け、2015年8月に一般社団法人化し活動を強化している。



 冒頭に、酒井 重人氏(ジャパン・リスク・フォーラム幹事代表)より開会の挨拶。

 基調講演「不確実性の高まる世界経済とアベノミクスの行方」では、有吉 章氏(一橋大学大学院教授 ジャパン・リスク・フォーラム会長)が登壇。世界的な低成長とデフレ圧力、英国の離脱決定という新たなストレスと米大統領選のリスク、各国の政策対応の中での日本の政策選択など、アベノミクスの実現可能性と「ポスト・アベノミクス」の姿について語った。




 パネルディスカッション「ポスト・アベノミクスを考える」では、パネリストとして、浅野 紀久男氏(明治安田生命保険相互会社 専務執行役)、大久保 琢史氏(Japan Macro Advisors マネージングディレクター チーフエコノミスト)、松山 明弘氏(アクサ生命保険 執行役員 チーフ・インベストメント・オフィサー)、吉藤 茂氏(三菱UFJフィナンシャル・グループ 執行役常務 グループCAO 兼 監査部長)、有吉氏が登壇、駒形 康吉氏(ジャパン・リスク・フォーラム理事)がモデレーターを務めた。



 休憩時間にはコーヒーと焼き菓子が用意され、しばし登壇者と参加者同士での歓談の場が広がる。




 パネルディスカッション「中国経済動向と世界経済へのインパクト」では、パネリストとして、岡野 進氏(大和総研 専務取締役)、小出 晃三氏(DIAMアセットマネジメント チーフエコノミスト)、西 正典氏(防衛大臣政策参与、日本生命保険相互会社 特別顧問)、根本 直子氏(アジア開発銀行研究所 エコノミスト)が登壇、酒井 重人氏(ジャパン・リスク・フォーラム幹事代表、グッゲンハイムパートナーズ)がモデレーターを務めた。



 総括討議「不確実さを増す世界経済とポスト・アベノミクス」では、有吉氏、駒形氏、酒井氏が登壇、駒形氏より閉会の挨拶が行われた。



 全てのプログラムが終わり、会場を移して懇親会が行われた。有吉氏より乾杯の挨拶が行われ、当日のプログラムを振り返ると共に今後の取り組みについて共有。用意された料理と飲み物を片手に参加者同士の懇親を深める時間が続いた。激変する世界経済と環境変化の中、多様化するリスクシナリオへの対応策を議論・提言する活動を続けるジャパン・リスク・フォーラムの今後の活動に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




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