2014年10月9日(木)、日本金融監査協会(IFRA)は、東京都目黒区のアルコタワー19階にあるAmazonセミナールーム において、金融機関の役職員約120名を対象に、金融庁・平成26事務年度の金融モニタリングの基本方針と金融機関経営の諸課題に関する「特別研究会」を開催した。
冒頭、金融庁 総務企画局 参事官 堀本 善雄 氏が、金融モニタリングの基本方針に関して講演。金融モニタリングのオン・オフ一体化を進めている背景や意義について解説するとともに、今後、金融機関との対話を重視していく姿勢を強調した。
次いで、FFR+代表 碓井 茂樹 氏が「金融機関リスクガバナンスの変革と経営の諸課題」と題して講演。グローバル・スタンダードを踏まえた日本企業・金融機関のガバナンス改革の必要性を語った。今後は、経営者から独立した監査機能の確立が重要であり、そのためには監査等委員会設置会社への移行が現実的な選択肢の1つになる。また、国際的にも評価される、とした。 最後に、アマゾン データ サービス ジャパン株式会社 技術本部エンタープライズソリューション部 部長/ソリューションアーキテクト 片山 暁雄 氏 が登壇し、「金融機関のクラウド活用事例」に関して講演。最近、国内の金融機関でも、ITガバナンスの強化を図りつつ、アマゾン ウェブ サービスを基幹業務・重要業務に活用する事例が増えている。金融機関のシステム監査の要請にも可能な範囲で協力しているとした。(取材・撮影・制作・編集: 藤野 宙志 / 記事協力:日本金融監査協会 @株式会社グッドウェイ)
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