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2019/11/13

米国株見通し:トランプ演説や香港情勢などで市場センチメント悪化

| by:ウェブ管理者
*18:34JST 米国株見通し:トランプ演説や香港情勢などで市場センチメント悪化
S&P500先物          3081.75(-10.25) (18:10現在)
ナスダック100先物   8242.25(-32.75) (18:10現在)


 18時10分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は90ドル安ほどで推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.20ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、13日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。


 前日注目されたトランプ米大統領の演説では、米中貿易協議に関して新たな情報はなく、合意成立にいたらなければ関税の大幅な引き上げを意味するとの警告がみられ、警戒感が再燃している。また、EU自動車関税の判断についても言及はなく、本日の発表待ちになっている(半年先送りするとの見通し)。引き続き香港情勢の悪化懸念もあり、市場センチメントはよろしくないようだ。NY原油先物は、需要回復思惑の後退や在庫増加予想で売り優勢の展開が見込まれる。


 本日発表となる米国の経済指標は、10月消費者物価指数。前回から底堅いか、やや強めになると予想され、FRBの利下げ打ち止め観測が広がれば株式市場にはネガティブ。ただ、長期金利が上昇して金融セクターが買われ、指数をある程度押し上げるパターンもあり得る。企業決算の発表は、シスコ・システムズなどが予定されている。


《KK》

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